PR

大麻比古神社の御朱印・御朱印帳|種類、時間や場所。アクセス&駐車場情報

徳島県御朱印

徳島で御朱印がいただける神社といえば、みなさん、どちらを思い浮かべますか?

美麗な月替わり御朱印で有名な眉山の天神社、猫がいっぱいいることで有名な王子神社など、いろいろありますが、今回ご紹介するのは阿波国の一宮として愛されている大麻比古神社です。

こちらの神社、「たいまひこ」「おおまひこ」と呼ばれる人も多いのですが、正式名称は「おおあさひこじんじゃ」。

大麻比古とは、かつて徳島を開拓した忌部氏の祖先とされる神のこと。

忌部氏は麻を植え、木綿や麻布を作り徳島の産業の基礎を作ったとされ、その祖先である神様にも「大麻(おおあさ)」とつけたんだそうです。

平安時代からその名の残る大麻比古神社でいただける御朱印や、神社の見どころについてご紹介していきましょう。

スポンサーリンク

大麻比古神社の御朱印受付時間や場所は?

大麻比古神社の御朱印は、授与所でいただくことができます。

授与所へは、まず駐車場から橋で川を渡ります。

川を渡った先には鳥居があり、その鳥居をくぐると手水場があります。

手水場の先に階段があり、階段をのぼると御神木があります。

その御神木をそのまままっすぐ、通り過ぎてください。

御神木を通り過ぎて、そのまま進むと拝殿があります。

拝殿の向かって左側に授与所があります。

こちらの授与所では御朱印の受付のほか、、お守りや御祈祷の受付もしています。

御朱印の受付時間は8:00~17:00です。

授与所では2、3人で対応していますので、平日なら待ち時間はほとんどなく、休日でも10分ほどで御朱印を授与していただけます。

大麻比古神社の御朱印

大麻比古神社でいただける御朱印です。

右上には「阿波國一宮」の朱印が、真ん中には「大麻比古社印」と押印されています。

私は、御朱印に神社の名称だけではなく、「印」の文字が入っているのは見たことがないので、この御朱印はちょっと珍しいんじゃないでしょうか。

初穂料は300円です。

スポンサーリンク

大麻比古神社オリジナル御朱印帳のデザイン・サイズや価格

大麻比古神社の御朱印帳は実にシンプルです。

紫の布地に、表面に金糸で大麻の図が描かれています。

そして同じく金糸で、阿波一宮 大麻比古神社と書かれています。

紫と金のコントラストが落ち着いていて、シンプルであるがゆえに上品に仕上がっています。

大きさは縦16㎝×横11㎝で、初穂料は1,500円です。

御朱印帳には御朱印が既に押印されていますが、最初のページではなく3ページ目に押されています。

これは、最初のページと次のページは、伊勢神宮内宮の御朱印を押すため。

伊勢神宮をお参りした際は、是非こちらの御朱印帳にも御朱印を押していただきましょう。

大麻比古神社の見どころ

さて、平安時代からその名前が残るほど、古く由緒正しい大麻比古神社ですが、一方でその境内には第一次世界大戦の跡も色濃く残っています。

その一つがこちらの鏡池。

本殿の裏にあるこの鏡池にかかっている石造りの橋。

上の写真の奥にある橋ですが、この橋はメガネ橋と呼ばれ、第一次世界大戦の時にドイツ人兵士が造ったものだそうです。

鏡池の青い水に、石の橋はよく映えて綺麗ですね。

和な風景にもよく溶け込んでいます。

また、同じく本殿の裏手に造られたこちらの橋。

こちらの橋はドイツ橋と呼ばれ、こちらもドイツ人兵士が造ったもの。

先程のメガネ橋と違って、こちらはガッツリ洋風です。

ですが、なぜ神社にドイツ人兵士が造ったものがあるのか?

それは、鳴門市にはかつてドイツ人兵士の捕虜収容所があったからです。

大麻比古神社のすぐそばには、当時のドイツ人捕虜の活動の様子や、ドイツ人捕虜と地元の人々との交流の様子を展示したドイツ館があります。

このドイツ館では12月になるとクリスマスマーケットも行われるので、12月に大麻比古神社に参拝する人はこちらも合わせて行ってみてはいかがでしょうか。

また、ドイツ館のすぐ隣には道の駅「第九の里」もあります。

小さい道の駅ですが、鳴門金時やすだちジュースを販売している直売所や、ビールとソーセージを味わえるカフェも併設されています。

小腹が空いた時はこちらも覗いてみると、いいかもしれませんね。

※年末年始は休館されるので、スケジュールを確認してから訪れてください。

大麻比古神社へのアクセス&駐車場情報

大麻比古神社へは車で参拝することをおススメします。

公共の交通機関では、最寄駅、バス停ともに距離があり、そこから徒歩で20分近くかかるので、車を利用するようにしましょう。

車を利用する場合、高松高速自動車道「板野IC」で下りてください。

そして左折し、国道12号線に入りましょう。

それからしばらく道なりに進み、県道41号線と合流する交差点があるので、その交差点を左折し、県道41号線に入ってください。

そのまま県道41号線を進むと、右手に大麻比古神社の駐車場が見えてきます。

大麻比古神社の駐車場は3箇所あり、41号線から一番最初に見えるのは第2駐車場です。

第2駐車場をそのまま通り過ぎると、すぐに第1駐車場が見えてきます。

第3駐車場は第1駐車場と第2駐車場に挟まれた道を進み、川を渡るとトイレがあるのですが、そのトイレの前に設置されています。

第1、第2、第3駐車場合わせて、1000台の車が停めることができるので、混雑することはないと思います。

神社に一番近い駐車場は第1駐車場なので、体の不自由な人や、お子様連れの人はこちらの駐車場に停めると良いでしょう。

大麻比古神社周辺御朱印巡り

大麻比古神社より車で35分くらいの所に眉山天神社があります。

徳島といえば阿波踊り。

その阿波踊りを年間を通じて楽しめる施設「阿波おどり会館」の裏手にある眉山の麓に鎮座する眉山天神社です。

 

この投稿をInstagramで見る

 

徳島眉山天神社(@bizan_tenjinsha)がシェアした投稿

眉山天神社では、季節限定の御朱印がたくさんあります。

直書きしていただける見開き御朱印は、オリジナル見開き御朱印帳もあるのでそちらでいただいてはいかがでしょうか。

さいごに

いかがでしたか?

鳴門市街から少し離れていることもあって、地元の人には有名ですが県外の人にはちょっと馴染みのない神社だったのではないでしょうか?

ですが、平安時代からの由緒の正しさに加え、ドイツ人兵士が建造したものが境内に数多く残るという、古代と近代が混ざりあった不思議な神社です。

和と洋が溶け込んだ空気は、大麻比古神社ならではのものかもしれません。

徳島には他にも、いろいろな御朱印をいただける神社があるので、徳島の神社巡りをする際は是非とも大麻比古神社も参拝し、その独特の空気を感じていただきたいです。

大麻比古神社の詳細
住所 徳島県鳴門市大麻町板東字広塚13
電話番号 088-689-1212
公式HP https://www.ooasahikojinja.jp/
公式SNS なし