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鬪雞・闘鶏神社の御朱印、御朱印帳情報|ご利益やお守り、駐車場なども紹介

和歌山県御朱印

和歌山県の神社といえば、なんといっても世界遺産である熊野古道に含まれる「熊野三山」が有名です。

今回ご紹介するのはその熊野三山…ではなく、その別宮的存在である闘鶏神社です。

ちょっと聞きなじみのない神社かもしれませんが、地元の方にはとっても愛されている神社です。

そして、実は源平合戦になじみのある場所でもあるんです。

なんと武蔵坊弁慶が産まれた場所とされ、源義経が奉納したとされる笛も残る、由緒正しい神社なのです。

そんな、知る人ぞ知る古くて渋い闘鶏神社について、じっくりとご紹介していきましょう。

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ご紹介する内容は、記事作成時の情報です。
最新情報は、公式サイト等でご確認お願いします。

闘鶏神社の御朱印受付時間や場所

闘鶏神社の御朱印の受付時間は、9:00~17:00です。

境内の社務所にて、授与していただけます。

受付の際に番号札をいただき、御朱印を書き終わったら、番号札と引き換えにいただくシステムでした。

私が参拝したのは平日でしたが、参拝者が次から次へとやってくるので、受付までに10分ほどかかりました。

なので、スケジュールをかつかつにして参拝するのはおススメしません。

闘鶏神社の御朱印・種類や初穂料(御朱印料)

闘鶏神社でいただける御朱印は以下の通りです。

  • 闘鶏神社の御朱印
  • 藤巌神社の御朱印

初穂料(御朱印料)はどちらも300円。

闘鶏神社の御朱印

闘鶏神社の御朱印の下には、2羽の鶏の社紋が押されています。

この社紋は、闘鶏神社の名前の由来にもなっている闘う2羽の鶏を表しています。

右には「新熊野権現」という文字が押されていますが、これは12世紀ごろに、この地に熊野三社権現を勧請し、聖地として整備されたことで、「新熊野権現」を称されるようになったからです。

闘鶏神社が、熊野三社と深いつながりがある事が窺えますね。

藤巌神社の御朱印

 

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闘鶏神社の境内にある藤巌神社の御朱印です。

藤巌神社では、地元田辺の基礎を作った安藤直次公をお祀りしています。

御朱印にも「安藤直次公」の文字がありますね。

御朱印の下には社紋が押されていますが、藤の社紋に合わせて紫色になっています。

闘鶏神社オリジナル御朱印帳のデザイン・サイズや価格

 

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さて、闘鶏神社は武蔵坊弁慶が産まれた地と言われていますが、その他にも源平合戦に関しての逸話が残っています。

それは、弁慶の父親と言われている熊野別当・湛増が、源氏と平家、どちらの味方に付くか、神社本殿前で、白と赤の鶏を戦わせて決めたのです。

ちなみに、白は源氏、赤は平家を表しており、白の鶏が勝ったので湛増は熊野水軍を引き連れて、源氏につくことにしたんだとか。

その逸話が神社の名前の由来にもなっており、オリジナル御朱印帳にもそれがしっかりと描かれています。

紫を基調とした御朱印帳の表面には、本殿前に赤と白の鶏が大人しく向かい合っていますが、裏面になるとその様子は一転。

薙刀を振るう勇ましい弁慶を挟んで、白と赤の鶏が羽を広げて戦っています。

そしてその背後には、熊野水軍とれを指揮する湛増のシルエットが。

裏と表でまるで表情の違う御朱印帳になっています。

大きさは縦16cm×横11cmで、初穂料は1,200円です。

闘鶏神社のご利益について

さて、闘鶏神社には伊邪那美命を始めとし、速玉之男命や天照大神など、大勢の神様がお祀りされています。

なので、ご利益も厄除けや開運、健康などなど、多種多様なのですが、それらを押しのけて有名なご利益があります。

それは勝負事。

数々の神様のご利益を押しのけて、なんでや!

いや、もはや語るまでもないと思いますが、それは御朱印帳のところでも説明した、弁慶のお父さんのせい。

鶏の勝負の結果に従って、源氏を味方した弁慶のお父さん・湛増。

湛増が味方した結果、源氏は見事に平家に打ち勝ち、鎌倉幕府を開いたのですから、そりゃあ勝ち負けに関してのご利益は間違いないよねってことになりますよね。

ちなみにこちらが、境内にある弁慶と弁慶のお父さんの像。

勝負事ということで、スポーツ試合やコンクールでの優勝、合格祈願などの他、仕事の成功なども、お願いすると良いかもしれませんね。

あと、鶏を戦わせてどちらの味方をするのかを決めたことが、賭け事にも通じるということで、賭け事のご利益もあるんだとか。

ここにお参りした後、宝くじや競馬をしたら、もしかしたら億万長者に?!

でも賭け事は、ほどほどに。

闘鶏神社のお守り

闘鶏神社のお守りですが、やっぱり勝負事や成功に関するお守りがたくさんあります。

 

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こちらは、黒地にでかでかと「勝」の文字が書かれたお守り。

潔すぎて、もう勝つしかないです。

そしてこちらは、「勝運守」。

 

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紫と赤の布地に、向かい合った2羽の鶏が金の糸で描かれています。

色合いといい、なかなか渋いお守りですね。

って、こんな渋くて男前なお守りしかないんかーい、って思われた方。

大丈夫です。

こんな可愛い水引のお守りも、ちゃーんとあります。

 

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紅白の水引に、金色の小判がついた、上品なお守りです。

闘鶏神社の「闘鶏まんじゅう」

闘鶏神社すぐ近くにある和菓子屋さん「菓匠 二宮」で売られているおまんじゅう。

その名も、「闘鶏まんじゅう」です。

 

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もちろん、闘鶏神社の鶏を戦わせた逸話を元にしたおまんじゅうです。

パッケージは逸話にあやかって、白い鶏と赤い鶏。

白は柚子餡、赤は梅餡です。

なお、箱買いした場合、箱に描かれている円は土俵を表していて、鶏のパッケージを使ってトントン相撲ができるようになっています。

 

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闘鶏神社へのアクセス&駐車場情報

闘鶏神社へのアクセスは、電車を利用するのがおススメです。

電車を利用する場合

闘鶏神社の最寄り駅は、JR紀伊田辺駅です。

東京方面、九州方面、いずれから参拝する場合も、まずはJR新大阪駅に向かいましょう。

JR新大阪駅で「特急くろしお」に乗り換えれば、2時間半ほどでJR紀伊田辺駅に到着します。

紀伊田辺駅からは、徒歩5~10分ほどで闘鶏神社に到着します。

車を利用する場合

阪和自動車道を南紀田辺ICで降ります。

その後、まずは国道42号線に入り、稲成ランプを右折して県道208号線に入ります。

駅前通りを左折し県道32号に入り、湊交差点を左折して県道31号線に入ります。

そのまままっすぐ進むと、左手に闘鶏神社の駐車場が見えてきます。

駐車場は約100台停めることができますが、1時間100円の料金が必要です。

さいごに

闘鶏神社は熊野三山や熊野古道と同じく、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に含まれています。

地元の方はこの神社でお宮参りをすることが多いらしく、世界遺産うんぬんに限らず、非常に愛されている神社です。

ホームページやSNSもやっていないので、地元以外の人以外には、なかなか知られていない神社ですが、そこに残る歴史も逸話も、非常に興味深く、素晴らしいものばかりです。

熊野古道に行って熊野三山にお参りするという方には、是非とも、闘鶏神社にも参拝していただき、熊野の歴史をよりいっそう深めていただきたいですね。

闘鶏神社の詳細
住所 和歌山県田辺市東陽1-1
電話番号 0739-22-0155
公式HP なし
公式SNS なし