2023年の干支は卯年。
お正月飾りでも何でも、街中にはウサギが溢れかえっています。
そんな2023年は、卯年の人もそうでない人も、なんだかウサギに関係する神社にお参りしてみたい…。
そんな気分になってませんか?
そんな気持ちに応えて、ウサギづくしの神社をご紹介しましょう。
滋賀県大津市にある三尾神社。
別名ウサギ神社と呼ばれるこの神社は、卯年の守護神とされていて、本殿の至るところにウサギがちりばめられています。
そんなウサギ神社でいただける御朱印やお守りについて、ご紹介していきましょう。
三尾神社の御朱印受付時間や場所
三尾神社では、社務所で御朱印を授与していただくことができます。
社務所の場所は、本殿向かって左側。
受付時間は9:00~17:00の間です。
私が参拝した時は参拝者の数も少なく、待ち時間なしで御朱印をいただくことができました。
ですが今年2023年は卯年だけあって、かなりの参拝者が見込まれるのではないでしょうか?
そこを考慮し、平日に参拝する場合でも時間には余裕をもって参拝したほうが良いと思います。
三尾神社の御朱印と初穂料(御朱印料)
三尾神社の御朱印は以下の種類があります。
通常御朱印
三尾神社の通常御朱印は、神社の垂れ幕などに描かれているウサギの神紋も、一緒に押印されています。
こうやって間近で神紋を見ると、お尻、というか尻尾の部分がツンとと尖っていて、なんだか肉まんとか桃まんを連想させるような…。
そして「卯年生れの守り神」と、三尾神社自らが推している言葉が書かれています。
こちらの御朱印は直書きで、初穂料は300円です。
卯の日まいり御朱印
この投稿をInstagramで見る
三尾神社は「卯年生まれの守り神」なわけですが、卯年に限らず卯の日も特別。
そんなわけで、卯の日にも限定の御朱印をいただけます。
御朱印は赤ではなく青で押印されて、卯の日まいりの文字が。
そして、通常御朱印でも押印されていた神紋と同じデザインのウサギが押印されています。
ただし、通常御朱印よりもサイズが大きめで、ちょっと楕円よりになっているので、ますます肉まんっぽくなっているような気が…。
直書きと書置き、両方対応していただけるようで、初穂料は300円になります。
2023年卯年限定御朱印
この投稿をInstagramで見る
2023年は卯年ということで、御朱印も卯年仕様となっています。
カラフルなウサギが、台紙いっぱいに押印されています。
可愛らしいだけでなく、見てるだけで楽しいデザインになっていますね。
書置きのみの対応で、初穂料は500円です。
2023年卯年卯の日限定御朱印
この投稿をInstagramで見る
2023年の卯の日に限定でいただける御朱印です。
卯年限定御朱印に「卯の日まいり」と押印されています。
卯の年の卯の日と、ウサギを重ねたい人は是非、入手してみてください。
書置きのみの対応で、初穂料は500円です。
蝉丸神社御朱印
この投稿をInstagramで見る
三尾神社から約3km、南に下った先に蝉丸神社があります。
そこではその名の通り、平安時代に活躍した琵琶法師蝉丸を祀っており、音楽・芸能にご利益があるとされています。
三輪神社では、この蝉丸神社の御朱印も授与していただくことができます。
蝉丸が琵琶法師ということで、御朱印にも琵琶のハンコがペタリ。
直書きで、初穂料は300円です。
三尾神社オリジナル御朱印帳のデザイン・サイズ・価格
この投稿をInstagramで見る
格子柄デザインで、裏表両方に桜が散らしてあります。
そして表面には神社の境内にも飾られている夫婦ウサギの絵が。
裏面には背中に子どもを乗せたウサギと雲の絵が描かれています。
ウサギ神社だけあって、御朱印帳もウサウサで、パステル調の色合いも相まって可愛いです。
大きさは縦16㎝×横11㎝で、初穂料は1,500円です。
ブルーもピンクも可愛らしいので、あとは個人のお好みで選んでくださいね。
うさぎがいっぱい!三尾神社について
さて、最初にお話したとおり、三尾神社は兎神社と呼ばれるほど、ウサギづくしな神社です。
御朱印も御朱印帳も、ウサギ推しでしたね。
でもそれはまだまだ序の口。
三尾神社がどれほどウサギ推しな神社なのか、それを今からご紹介していきましょう。
まずは神社の入り口。
この投稿をInstagramで見る
門に垂れ下がっている垂れ幕に描かれたウサギがお出迎え。
門をくぐった先にある手水場には、口から水を出す、波に乗っているウサギが。
この投稿をInstagramで見る
そして、拝殿の前には「めおと卯」というウサギ夫婦の石像があります。
もちろん、拝殿のお賽銭入れの後ろの垂れ幕にも、ウサギが描かれていて、まさに見渡す限りウサウサウサ!
…って、いやいや、手水場の水の出し口がウサギとか、大国主尊をお祀りしているところならよくあるし。
それにウサギの像とか、鳥取の白兎神社にはたくさんあるし、別に珍しくもないよね…。
とか思ってるそこのあなた!
じゃあ、これはどうですか?
この投稿をInstagramで見る
わかりますか?
丸瓦にウサギの正面顔が描かれているんです。
これはさすがに他の神社にはないんじゃないでしょうか。
三尾神社には他にもウサギがあちこちに潜んでいるので、それを探すのもまた一つの楽しみですね。
三尾神社のお守り
境内がウサギ尽くしな三尾神社ですが、授与していただけるお守りもおみくじも、やっぱりウサギ尽くしです。
そんなウサギに満ち満ちた授与品の一部をご紹介しますね。
ウサギみくじ
この投稿をInstagramで見る
その名の通り、ウサギの形をしたおみくじです。
ピンク色に赤い目、それだけでも十分に可愛いんですが、口がミッフィーみたいなバッテン!
ほっぺのところが、ちょっと赤くなっているのもキュートです。
体にはお花が描かれていて、それもまた可愛い。
凧
この投稿をInstagramで見る
凧揚げは子どもの健康や成長を願うという、おまじないの要素があるそうです。
それで、凧自体も縁起物として扱うんですって。
そんな縁起物の凧。
三尾神社では当然、ウサギ柄です。
御朱印にも押されている神紋のウサギが、凧にも描かれています。
真っ赤な凧に、金で描かれたウサギ。
今までは可愛いだけだったんですが、ちょっとゴージャスな感じがしますね。
健康厄除けお守り
この投稿をInstagramで見る
写真の左にあるお守りが、三尾神社の健康厄除けお守りです。
両端が桜柄の赤い生地で作られており、真ん中は白い生地で作られています。
そして真ん中の白い生地の部分には、神紋と同じウサギの絵が、赤い糸で縫われています。
紅白の生地なので、普通の健康厄除けお守りなのに、ちょっとおめでたい感じがしますね。
ちなみに、写真の下側(ウサギみくじの下)にある、親子ウサギは土鈴です。
こちらも三尾神社で授与していただけるので、ぜひ。
家守り
この投稿をInstagramで見る
ちょっと変わり種のお守りもご紹介しましょう。
それがこちらの家守り。
ん?
どのへんが変わり種?
確かに、これだけだとごく普通の、薄ピンクの生地に梅とウサギの絵が描かれたお守りですね。
ではちょっとズームアウトしてみましょう。
この投稿をInstagramで見る
?!
でかっ!
御朱印よりも、でかっ!
そう、この家守り、とにかく大きいんです。
三尾神社の宮司さんいわく、「神棚がない家でも、神棚代わりに飾ってもらえるお守りを作った」んだそうです。
限定1000体しかないそうなので、もう無いかな~。
欲しい方は、お問合せをした方が良いかもしれません。
三尾神社のアクセス&駐車場情報
三尾神社へ公共の交通機関を利用して参拝する場合、京阪電鉄を利用しましょう。
京阪電鉄の石山坂本線に乗車し、「三井寺」で下車してください。
三井寺駅から徒歩約10分で三尾神社に辿り着きます。
車で参拝する場合は、名神高速道路の京都東ICで降りてください。
その後、国道161号線西大津バイパスに入り、しばらく道なりに進んだ後、皇子山ランプ大津市街方面の出口から出て、県道47号線に入り南下すると、三尾神社に到着します。
三尾神社には境内に駐車場があり、参拝者は無料で駐車することができます。
駐車した後、参拝者であることを社務所に伝えましょう。
参拝者ではない一般者が駐車した場合、500円の駐車料金がかかります。
ただし、駐車スペースは数台程度で少ないので、行事がある時期に参拝する場合は、車よりも電車のほうが良いかもしれませんね。
さいごに
いかがでしたか?
どこもかしこもウサギ尽くしな三尾神社。
まさに兎神社の名にふさわしく、数多くのウサギがいましたね。
しかし今回ご紹介したのは、三尾神社にいるウサギのごく一部。
三輪神社には、まだまだたくさんの、いろんなウサギが随所に散りばめられています。
ウサギ好きの人もそうでない人も、卯年の2023年に三尾神社を訪れて、あちこちに隠れているウサギを探してみてはどうでしょうか?
そして是非とも、お気に入りのベスト・オブ・ウサギを見つけ出してください。
三尾神社の詳細 | |
住所 | 滋賀県大津市園城寺町251 |
電話番号 | 077-522-3044 |
公式HP | なし |
公式SNS | |