厳島神社の御朱印を実際に参拝していただいて来たので紹介します。
広島県の厳島神社といえば、日本三景の一つ「安芸の宮島」として有名な神社で、ユネスコの世界遺産に登録されていることでも知られています。
広島湾に浮かぶ宮島は島自体が神聖な場所とされていて、昔は人が容易く立ち入ることができませんでした。
けれど、現代では対岸の宮島口桟橋からフェリーを利用して、簡単にアクセスできるようになりました。
まるで海上に浮かんでいるような寝殿造りの社殿は、幻想的で美しく、その景観を一目見ようと、日本全国にとどまらず、世界中からの人々が訪れるとても人気の観光スポットとなっています。
御朱印と御朱印帳も、もちろんとても人気です!
厳島神社の御朱印受付時間や場所
厳島神社の御朱印は、社殿内の本社本殿右側の受付窓口でいただくことができます。
上に「朱印受付」という看板が出ているのでわかりやすいと思いますよ。
御朱印の受付時間は拝観時間と同じです。
厳島神社の拝観時間と料金
拝観時間
厳島神社 | |
1月1日 | 0:00~18:30 |
1月2日~1月3日 | 6:30~18:30 |
1月4日~2月末日 | 6:30~17:30 |
3月1日~10月14日 | 6:30~18:00 |
10月15日~11月30日 | 6:30~17:30 |
12月1日~12月31日 | 6:30~17:00 |
宝物館 | 千畳閣 |
8:00~17:00 | 8:30~16:30 |
厳島神社の昇殿料・拝観料
厳島神社 昇殿料・宝物館 拝観料 | ||||
個人/団体 | 成年/学年 | 神社 | 宝物館 | 共通割引 |
個人 | 大人 | 300円 | 300円 | 500円 |
高校生 | 200円 | 200円 | 300円 | |
中小学生 | 100円 | 100円 | 150円 | |
団体 各50名以上 |
大人 | 250円 | 250円 | 400円 |
高校生 | 150円 | 150円 | 200円 | |
中小学生 | 70円 | 70円 | 100円 |
千畳閣 昇殿料 | |
成年/学年 | 昇殿料 |
大人 | 100円 |
中小学生 | 50円 |
厳島神社の御朱印・御朱印の初穂料(御朱印料)は?
厳島神社の御朱印は1種類のみです。
中央に「嚴島神社」と墨書きされ、厳島神社の神紋が押印されています。
初穂料は300円です。
厳島神社には、期間限定の御朱印の授与はありません。
厳島神社の御朱印の待ち時間(混雑状況)
厳島神社は人気の観光地のため、毎日たくさんの参拝客の方が訪れます。
土日祝日の日中がピークで、何時間も待つことがあるようです。
特に団体ツアーの方などとタイミングが被ってしまうと、しばらく待つことになってしまいます。
少しでも混雑を避けようとするならば、受付時間開始時間が良いかもしれません。
御朱印受付時間は拝観時間内なので、1月1日の除く朝6時30分が開始時間です。
ですが実際は、朝のお努めなどがあるので、8時頃からの受付になっているということを目にしました。
6時30分に参拝をして様子をうかがいながら回るといいかもしれませんね。
厳島神社の御朱印帳のデザイン・サイズ・価格について
厳島神社の御朱印帳は、2018年の秋以降から、季節によって御朱印帳のデザインが変化するようになりました。
春の御朱印帳
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春は桜と少し引き潮の社殿が描かれています。
夏の御朱印帳
私がいただいたのは夏の御朱印帳
表は満潮の海面に社殿が浮かび上がる冷涼な景色が描かれ、裏には神紋の「三つ盛り二重亀甲に剣花菱」が記されています。
秋の御朱印帳
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秋は金色で干潮の客神社(まろうどじんじゃ)と豊国神社の五重塔が描かれています。
冬の御朱印帳
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冬は祭事に境内の部隊で披露される舞楽『蘭陵王』が描かれています。
御朱印帳の価格は、御朱印帳のみで1,000円、御朱印帳と初穂料込みなら1,300円です。
サイズは一般的な御朱印帳の小サイズで、16cm×11cmとなっています。
厳島神社の鳥居の工事はいつまで?
厳島神社の大鳥居は、令和元年6月17日から修理工事を行っています。
終了予定日は未定ですが、公式ホームページの「工事状況計画」に案内がのっているので、予定が決まり次第、こちらのページで発表があるかと思います。
参拝の計画を組む前に、確認しておくことをお忘れなく!
工事中でも夜はライトアップされていて、暗闇の海上に精密に組まれた巨大な足場が金色に浮かび上がる様を眺めることができます。
現代と古代の技術を結んだ荘厳な姿は、今だけの絶景です。
平家物語巡りの御朱印について
「平家物語巡り」は、軍記物語『平家物語』ゆかりの社寺6箇所を訪れて、専用の御朱印証にオリジナルの御朱印をいただくという催しです。
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平清盛とゆかりがあるこちらの厳島神社も対象の社寺の内の1つになっています。
専用の御朱印証には、裏側に6箇所の社寺それぞれを表すのイラストが描かれていて、御朱印授与所に出すとイラストの上にオリジナルの御朱印をいただけます。
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御朱印証は平家物語巡り対象の社寺ならどこででも無料でもらうことができるので、スタート地点は自由に決められます。
全ての御朱印が揃ったら、平家物語巡り事務局に御朱印証を代金3,000円と一緒に現金書留で送ると、御朱印扇と結願印が押された自分の御朱印証が一緒に送られてきます。
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他の対象となっている社寺は、同じく宮島の大聖院と、兵庫県神戸市の須磨寺、香川県高松市の屋島寺と六萬寺、山口県下関市の赤間神宮です。
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ひとつずつ集めるもよし、周遊で一気に集めるもよし、旅行のイベントの一つに加えてみてはいかがでしょうか。
まとめ
潮の満ち引きによって、一日の中でその姿を移り変えていく厳島神社。
風光明媚な佇まいの中に、古代からの歴史や文化を知ることができるでしょう。
そして、季節限定の御朱印帳はもちろん、「水災や水難を祓う」お守りという、他の神社ではあまりないようなお守りが種類多く置いてあるので、是非ご利益を授かってください。
また、厳島神社の入り口周辺にはたくさんの鹿が生息しています。
この鹿は奈良の春日大社とは異なり、すべて野生の鹿なんです。
厳島神社で神の使いといわれている動物はカラスになります。
入口手前の石燈籠の上に、羽を休めているかのような姿で銅製の像が置かれているので、産廃前にみつけてみてくださいね。
厳島神社の詳細 | |
住所 | 広島県廿日市市宮島町1-1 |
電話番号 | 0829-44-2020 |
公式HP | http://www.itsukushimajinja.jp/ |
公式SNS | なし |