人生のうち、一度はお参りしてみたい神社といえば?
その答えは人それぞれですが、昔から一度は参拝したい、参拝すべきと言われている神社があります。
それはみなさんご存知、伊勢神宮。
古くから「お伊勢さん」と親しまれている伊勢神宮には、毎年数百万人単位の参拝者が訪れており、近年は海外からの参拝者も増えています。
でもなんでそんなにみんな、伊勢神宮に行きたがるのか…。
それは伊勢神宮が日本の神社の最高位にあたり、日本屈指のパワースポットだからです。
圧倒的なパワーを持つ伊勢神宮。
その伊勢神宮でいただける御朱印のうち、今回は内宮の御朱印についてご紹介していきましょう。
伊勢神宮(内宮)御朱印授与時間や場所
伊勢神宮の内宮の御朱印の受付は、神楽殿で行われています。
神楽殿の場所は、宇治橋を渡ってすぐのところにトイレがあり、そのトイレの前を通るとすぐに参集殿が見えてきます。
この参集殿の奥に、神楽殿はあります。
御朱印の受付時間ですが、朝の5:30という早い時間から受付を開始しているそうです。
受付終了時間は、季節によって異なります。
- 5月~8月まで:19:00
- 10月~12月まで:17:00
- 大晦日と1月1日~4日:終日
- 1月5日はその年によりますが、だいたい22:00
- それ以外は18:00
私は午前中に伺ったのですが、コロナの旅行支援時期に参拝したため、ものすごく混んでいました。
ただ、受付窓口が5か所もあったので、受付をしていただくまで、だいたい15分ほどでした。
書いていただく時間も含めれば、20分から25分ほどかかる、といったところでしょうか。
朝早くから受付をしているので、人混みは嫌、静かな伊勢神宮を堪能したいという人は、早朝に参拝するのもアリですね。
伊勢神宮(内宮)御朱印
伊勢神宮の内宮でいただける御朱印です。
イッツ・ザ・シンプル!
中央に内宮の御朱印が押印され、参拝日が書かれたのみ。
でも、これがいい。
確かに、いろいろな絵が書きこまれていたり、変わった形をしていたり、そういう御朱印も良いです、憧れます、欲しいです。
でも、この至ってシンプルな、御朱印だけというのは、原点回帰でそれはそれで良き。
神社の最高位らしい、実にド直球の御朱印です。
初穂料は300円です。
伊勢神宮オリジナル御朱印帳のデザインやサイズ・価格
御朱印帳最初の3ページは、伊勢神宮について書かれてあります。
オリジナル御朱印帳(小)
伊勢神宮のオリジナル御朱印帳の小さめサイズです。
藤色の地に、伊勢神宮の神紋である菱が白でびっしりと描かれています。
表には和紙が貼られ、そこには朱印帳の文字。
一番古くからある御朱印帳だそうで、シンプルながらも落ち着いた雰囲気ですね。
オリジナル御朱印帳(大)
オリジナル御朱印帳で大きいVer.です。
色は金色で、小さめサイズと同じく菱がびっしりと描かれています。
金色ですが派手さはなく、どちらかといえば落ち着いた渋めの雰囲気になっています。
大きさは縦18㎝×横12.5㎝で、初穂料は1,200円です。
雲丸御朱印帳
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令和5年8月より新発売!
有職紋様の「雲丸」を伝統工芸「西陣織」で織りあげられた御朱印帳で、金色と濃い桃色2色。
雲は、雨を呼ぶことから実りと豊穣を表し、良きことを呼びよせ運気上昇の願いも込められています。
サイズは、縦18cm×横12cmで2,000円です。
木製御朱印帳
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伊勢神宮の遷宮用のヒノキを特別に使用した御朱印帳です。
表には神紋と朱印帳の文字、裏には伊勢神宮崇敬会と神宮林用材の文字が掘られています。
ヒノキの木目が美しい上に、遷宮用で貴重な品となれば、是非とも入手したいですね。
大きさは縦16㎝×横11㎝で、初穂料は3,000円(お一人2冊まで)です。
一緒に写っている袱紗型朱印帳袋がとっても木製御朱印帳に合ってます!
名前のとおりご祝儀袋の袱紗としてや通帳などを入れたりと色々と利用できます。
袱紗型朱印帳袋は、黒と濃紺があり各2,000円です。
蒔絵御朱印帳
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神紋の菱形がびっしりと描かれていて、表には「朱印帳」、裏には「伊勢神宮崇敬会」の文字が渋めの金字で書かれています。
熟練の職人さんが作成されたものだそうですが、この艶感!
溜め息がでるほど美しいです。
サイズは縦16㎝×横11㎝で、初穂料は2,500円です。
黒・紺・朱色とありますがサイズ違いで溜色(ためいろ)があります。
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こちらはサイズが3色より大きめで縦18㎝×横12.5㎝。
初穂料は3,000円になっています。
神宮ばら園朱印帳
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伊勢神宮崇敬会が運営している神宮会館という施設には、「神宮ばら園」というばら園が併設されています。
そのばら園の薔薇をイメージして作成されたのが、この御朱印帳。
ピンク色の麻の生地に、表面には薔薇の花の刺繍が施されていて、緑の糸で御朱印帳と書かれています。
裏面には緑の糸で「伊勢神宮崇敬会」の字。
薔薇をイメージしただけあって、ふんわり可愛らしい色合いの御朱印帳です。
かなり人気の御朱印帳で、品切れになっていることもあるらしいので、ご注意を。
大きさは縦16㎝×横11㎝で、初穂料は2,500円です。
一緒に写っているのは、神宮ばら園オリジナルグッズ。
神宮ばら園ハンカチ1枚900円、神宮ばら園練り香水880円、神宮ばら園ピンバッジ540円ですよ。
伊勢神宮オリジナル御朱印帳の通販はある?
伊勢神宮のオリジナル御朱印帳ですが、伊勢神宮以外の場所でも購入できます。
神宮会館という、伊勢神宮崇敬会が運営している宿泊施設。
宿泊目的以外の一般の人でも入れますし、実は伊勢神宮のオリジナル御朱印帳は伊勢神宮崇敬会で作成しているので、こちらの施設で御朱印帳や御朱印帳入れなどの購入もできるんです。
そしてホームページでは、伊勢神宮のオリジナル御朱印帳の通販を行っています。
↑こちらの公式通販をクリックすると、通販ページに飛べますので、「伊勢神宮に参拝するのは難しいけど、御朱印帳は欲しい!」という人は利用してみてはどうでしょうか。
※一部、すでに販売終了している御朱印帳もあります。
伊勢神宮内宮前「おかげ横丁」
さて、せっかく伊勢神宮まで来たのなら、お土産もどっさりと買いたいところ。
そして伊勢神宮でのお土産といえば、やっぱり「おかげ横丁」ですよね。
伊勢神宮の内宮を出てすぐのところにある「おはらい町」のちょうど、ど真ん中にこんな街並みが広がっています。
おおう、なんという雰囲気のある景色!
なんでも、お伊勢参りブームが起きた江戸時代~明治時代の街並みを再現しているんだとか。
レトロ感満載の映えること間違いなしのおかげ横丁では、厳選されたグルメやお土産を楽しむことができます。
その中のいくつかをご紹介しましょう。
赤福
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伊勢といえば絶対に外すことはできないお土産です。
もっちりもちもちの餅を、こし餡で包んだ、誰もが知る伊勢土産。
しかしおかげ横丁では、赤福をお土産として買うだけではなく、その場でおいしくいただくこともできるんです。
え?赤福を食べるだけ?
そうです、こんな感じで。
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むっちゃ豪華!
初夏にはぜんざいは、冷やしに変わるようです。
そして、夏場はかき氷つきに早変わり。
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ちなみに、おかげ横丁には赤福関係のお店が以下3店舗入っています。
- 本店別店舗
- 内宮前支店
- 五十鈴川店
店舗によって食べられるメニューが違うことがあるので、公式SNSを確認してください。
伊勢うどん
こちらも伊勢ならではのグルメですね。
讃岐うどんとは異なり、コシのない柔らかめのうどんが特徴です。
おかげ横丁には、この伊勢うどんを食べられるお店が何軒も入っているのですが、その中でもおすすめなのは「ふくすけ」さん。
五十鈴川を渡って、「おみやげや」という総合案内所のすぐそばにあります。
麺は極太で、もっちもちです。
そこに醤油ベースの自家製のタレが良く絡む!
私のおすすめは「手打ち伊勢うどん」。
数量限定なのですが、もともともっちもちだった極太うどんが、さらにもっちもっちしてます。
もちもち好きの人にはぜひ食べていただきたいですね。
伊勢うどんを自宅で食べたい!という方はネット購入でどうぞ。
ふるさと納税をして・・・というのもありです!
とうふや
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もう一つ、ご飯でおすすめなのが「とうふや」さん。
その名のとおり、自家製の豆腐が楽しめるお店です。
豆腐は豆腐職人さんが、昔ながらの作り方で作ったこだわりの一品。
この豆腐と一緒に、国産穴子を使ったてんぷらがいただけるんですが、穴子がまた大きいんです!
とうふと穴子が一緒に楽しめる「とうふや膳」がおすすめですよ。
五十鈴川カフェ
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がっつりご飯を食べるよりも、甘いものを食べたい、という人にはこちら。
五十鈴川を眺めながらコーヒーとスイーツが楽しめる「五十鈴川カフェ」さんです。
おはらい町通りから、少し奥のほうにあるカフェですが、こちらでいただけるコーヒーは絶品。
そしてこれからの暑い季節なら、カフェゼリーオーレがおすすめです。
中に入っているコーヒーゼリーはクラッシュタイプで、甘さと苦さのバランスが絶妙ですよ。
神路屋
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さて、おかげ横丁のグルメはこのあたりでいったん置いといて、お土産といきましょう。
私のおすすめは「神路屋」さん。
主に和雑貨を取り扱っているお店なんですが、ほとんどが手作りの商品です。
そして取り扱っている商品の種類も多岐にわたっています。
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こんな陶器のヤモリもあれば。
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伊勢志摩の作家さんが作った藍染めがあったり。
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見てるだけで楽しくなるお店なので、是非立ち寄ってください!
気になる商品が見つかる、かも。
伊勢神宮内宮駐車場情報
伊勢神宮内宮の周辺には、市営の駐車場がいくつも設置されています。
伊勢神宮内宮に近い駐車場から紹介していきましょう。
①市営 内宮前駐車場
内宮の玄関口である宇治橋の正面にある駐車場です。
大鳥居を囲むようにして設置されています。
260台が駐車可能ですが、伊勢神宮内宮に一番近い駐車場だけあって、平日であってもすぐに満車になってしまいます。
駐車して最初の1時間は無料、1~2時間で500円、その後は30分ごとに100円の追加料金がかかります。
②市営 蒲田駐車場
伊勢神宮内宮の北側1㎞離れた場所にある駐車場です。
528台が駐車可能で、内宮からは離れていますが、その代わりおかげ横丁のすぐ近くに設置されているので、おかげ横丁を満喫するなら、この駐車場がおススメです。
駐車して最初の1時間は無料、1~2時間で500円、その後は30分ごとに100円の追加料金がかかります。
③市営 五十鈴川河川敷駐車場
五十鈴川の河川敷にある、960台が駐車可能な、かなり大きな駐車場です。
駐車して最初の1時間は無料、1~2時間で500円、その後は30分ごとに100円の追加料金がかかります。
内宮からは一番離れているので、選択肢としては一番最後に残る駐車場です。
私が参拝した時は、内宮からは一番離れているこの駐車場に停めることになり、午前10時くらいに到着したにもかかわらず、ほぼほぼ満車の状態でした。
参拝を終えて帰る時は、完全に満車…。
コロナの旅行支援や連休などが重なると、午後からの参拝はかなり厳しいので、平日の参拝か、連休中なら早朝の参拝をおすすめします。
さいごに
さて、伊勢神宮について、ひとまずは内宮でいただける御朱印と御朱印帳、そして内宮周辺の観光地であるおかげ横丁を紹介しました。
ですが、ここで紹介したのは、ほんの一握り。
内宮は御朱印と御朱印帳以外にもいろんなお守りがありますし、おかげ横丁にあるお店は、もっともっとたくさんあります。
本気で見て回ろうと思ったら、内宮とおかげ横丁だけで丸一日かかります。
私は予定もあったので、半日程度しか滞在できなかったのですが、これから参拝する人には、是非ともじっくり時間をかけて見ていただきたいですね。
伊勢神宮(内宮)の詳細 | |
住所 | 三重県伊勢市宇治館町1 |
電話番号 | 0596-24-1111 |
公式HP | https://www.isejingu.or.jp/ |
公式SNS | Facebook Instagram |