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三十三間堂(蓮華王院)・妙法院・法住寺の御朱印、御朱印帳情報!

京都府御朱印

修学旅行先、京都旅行の行先として定番のひとつが、国宝のお堂に千体以上の国宝の千手観音と二十八部衆が並ぶ「三十三間堂」です。

ここは、現在「妙法院」という寺院の飛び地境内ということで、こちらの寺院で管理されています。

実はこの二つの寺院と「智積院」・「日吉神宮」の地域はかつてある寺院の土地でした。

それが三十三間堂の隣にある「法住寺」であり、平安時代後期に創建されたこの寺院がすべての始まりであり、後に荒廃していた法住寺に後白河法皇が院政を行うために天皇の御所(法住寺殿)を境内に建て、隣接する敷地に「三十三間堂」を建立し、その後鎌倉時代以降に妙法院をこの地に移転して、現在の姿となっていきました。

現在は法住寺は独立して別の寺院となり、妙法院は三十三間堂の管理者となっていますが、どの寺院も後白河法皇の存在がなければ現在まで存在しなかったかもしれません。

そんな三つの寺院について紹介していきます。

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ご紹介する内容は、記事作成時の情報です。
最新情報は、公式サイト等でご確認お願いします。

三十三間堂の御朱印受付時間や場所

三十三間堂について紹介しながら御朱印の受付時間や場所を紹介していきます。

三十三間堂について

三十三間堂は後白河法皇が法住寺殿の一画に建てたお堂が始まりです。

建物の正式名称は「蓮華王院本堂」といい、本来は後白河法皇の仏堂を起源としています。

その後焼失して、現在の本堂と中尊と一部の千体千手が再建・再興された後、江戸時代に「妙法院」の管理下に入りました。

拝観について

拝観は「普門閣」の扁額があるこの入り口にある支払い所が受付となります。

受付時間は季節によって変わり、受付は閉門の30分前となります。

4月1日~11月15日 8時30分~17時
11月16日~3月31日 9時~16時

拝観料は下記のとおりです。

一般:600円 550円(25名以上)
中高生:400円 350円(25名以上)
小学生:300円 250円(25名以上)
障がい者手帳・療育手帳のご提示で本人と介助者1名の拝観料が半額となります。

本堂内部を拝観するには、手前にある「参進閣」で靴箱に靴を脱いで本堂に参拝します。

靴箱が多いので、どこに靴を置いたかは忘れないようにしましょう。

本堂について

内部には本尊の湛慶作の「千手観音坐像」と左右の壇に千一体の千手観音の立像、その手前と本尊の四方に「二十八部衆」が並ぶ仏堂内部は必見です。

御朱印をいただいて、千体観音を過ぎ、裏堂に回ると、三十三間堂の有名な「通し矢」についての映像による解説が流れています。

通し矢は写真の本堂西側の軒下(長さ約121m)を南から北に矢を射通す弓術の競技で、安土桃山時代から始まり、江戸時代に各藩の弓の名手により協議となり、現在は一月中旬の「楊枝のお加持」大法要と同日に、本堂西側の射程60mの特設射場ではかま姿の若い女性などが矢を射る「三十三間堂大的全国大会」が行われる

また、丁度中尊の背後に至ると、「背面仏」という千一体目の千手観音様に会うことができます。

最後に、売店へと至りお土産屋や授与品を購入できますが、支払いは現金のみです。(御朱印も同じく)

授与所について

授与所は本堂の中央に鎮座する中尊「千手観音坐像」の足元に授与所があり、御朱印をいただくには本堂の内部に入る必要があります。

外部について

三十三間堂の本堂の周囲は整備され、遊歩道のような感じです。

国宝の本堂や重要文化財の太閤塀を撮影しながら、四季の草花、木々を鑑賞することができます。

南大門と太閤塀

この外から三十三間堂をどのように撮影するかが、三十三間堂のもう一つの楽しみでもあります。

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三十三間堂の御朱印・種類と御朱印料(初穂料)

三十三間堂で授与される御朱印はすべて御朱印料300円となります。

基本的に一種類の御朱印となり、特別御朱印がある場合はインスタグラムで情報公開されています。

特に指定がなければ、こちらの御朱印となります。

中央に大きく「大悲殿」と揮毫されており、「蓮華王院 洛陽17番」の印があり、中央に寺印、左下に「三十三間堂」の印があります。

また、こちらの寺院ではご詠歌の御朱印もいただけるようです。

「かぞふれば ながきみそじの みつのまに みのりのこへも かずまさりて」

ですが、見本等はなく口頭でいただきたいことを伝える必要があるようです。

三十三間堂オリジナル御朱印帳のデザイン・サイズや価格

通年の御朱印帳

御朱印帳には南側から撮影した三十三間堂の姿が金で印刷され、左上に「納経帖」、その下に「三十三間堂」の印があります。

それ以外は濃い紫一色で染め上げられている。

この御朱印帳にはケースが付いています。

そして、一番最初のページには金字の御影像が描かれています。

季節限定御朱印帳

これらの御朱印帳は表に横向きの三十三間堂を描き、季節に応じた下地の色で変化をつけています。

左上に「納経帖」、その下に「三十三間堂」の印のある姿は通常の御朱印帳と同じです。

春季限定御朱印帳は、さくらとあおば。さくらはピンクの下地であおばは緑下地。

画像は秋限定でもみじといちょうです。

三十三間堂へのアクセス&駐車場情報

三十三間堂へバスで行く場合は、京都市営バスなどを利用し、バス停「三十三間堂前」下車すぐです。

京都駅からの場合、こちらに止まるバスは市バス100、206、208系統で約10分。

電車の場合は、京阪電車「七条駅」2番出口より徒歩約7分です。

JR京都駅から奈良線に乗り換え、「東福寺」駅で京阪電車に乗り換え、七条駅を目指す方法もあります。

約50台ほどの駐車場があります。

参拝客もこの駐車場を渡って(横断の為の白線があります)、参拝受付に向かうので、ガードマンの支持の元、安全運転を心がけましょう。

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三十三間堂周辺おすすめ御朱印巡り

妙法院

三十三間堂を管理する寺院で、青蓮院、三千院(梶井門跡)とともに「天台三門跡」と並び称されてきた名門寺院であり、後白河法皇や豊臣秀吉とも深いつながりのある寺院です。

妙法院は原則として非公開の寺院であり、重要文化財の宸殿や玄関、大書院、「普賢菩薩騎象像」を祀る普賢堂などは特別公開のある時のみ公開されます。

また、珍しい「ポルトガル国印度副王信書」があり、当時の貴重な資料となっており、境内で目立つ国宝の庫裏は現在解体修理中であり、令和九年の修理完了を予定しています。

御朱印は「寺務所」でいただけます。

御朱印の受付は9:00〜 16:00となります。

普賢堂に祀られる重要文化財の「普賢菩薩騎象像」の御朱印で、右上に廣福王廟、中央に寺紋、肥大R下に妙法院門跡の印があり、中央に「本尊 普賢尊」と揮毫されています。

普賢堂

妙法院へは、三十三間堂から智積院のある方向へ向かい、丁字路を左に曲がり、「日吉神宮」の参道、その隣に塀が見えますが、さらに進むと坂道になった妙法院の入り口があります。

京都市営バス「東山七条」バス停(急行100・202・206・207・208系統)下車すぐ。京都急行バス(プリンセスラインバス)「東山七条」バス停も利用できます。

三十三間堂から歩いて10分足らずでつくので、一緒に参拝するのがおすすめです。

寺務所のとなりに駐車場もあるので、三十三間堂の駐車場から車で移動して来ても大丈夫ですね。

ただし、駐車できるか心配でしたら三十三間堂に駐車した状態で徒歩移動もありです。

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法住寺

法住寺のみどころは、住職の絵入りの御朱印です。

本堂前にもこのような絵が飾られています。

御朱印も拝観受付も本堂内部、左側にある授与所で受け付けています。

拝観料は500円で、御朱印・拝観ともに9時から16時の受付です。

また、歴史を物語る「赤穂四十七士」像と秘仏の「後白河法皇」像、そして、「親鸞聖人そば喰い像」があり、それぞれ歴史に興味がある人ならば、その由来を知って勉強になると思います。

拝観は本堂の「不動明王」に参拝後、隣にある「赤穂四十七士」の像を見学した後、廊下を進んで阿弥陀堂に向かいます。

この阿弥陀堂にある秘仏が「後白河法皇」像であり、毎年5月1日~7日の午前9時~午後4時に開帳され、この時は拝観料800円となります。

基本の御朱印は5種類ありすべて300円です。

身代り不動

中央に「身代り不動」とあり、中央に「御法印」があります。

身代り不動は秘仏であり、後白河法皇が木曽義仲に法住寺殿を襲撃されたときに、当時の天台座主の明雲大僧正が敵の矢に倒れて身代わりとなり、この不動明王が僧正に身を変えて身代りになったといいます。

また、大石内蔵助も敵討ちの成就を願い、このお不動様に祈願したといいます。

こちらの御朱印は季節ごとの花の印が押されるようで、3月訪問時は椿の花でした。

後白河法皇

右上に揮毫されているのは、後白河法皇のお気に入りの「今様」で、中央に大きく揮毫されているのが「御白河院」です。

中央に大きく捺印されているのが、「葉菊」の寺紋です。

赤穂浪士

本堂隣にある「四十七士の像」の御朱印で、中央に大きく赤穂藩大石内蔵助の家紋である「巴紋」、正式には「右二つ巴紋」の印があります。

右上に「赤穂四十七義士」、中央に「忠臣蔵」の文字が大きく揮毫されています。

左には「大石内蔵助」と揮毫もあります。

親鸞聖人そば喰い像

中央に「御法印」があり、右から「親鸞上人そば喰い像真影 南無阿弥陀仏」と揮毫されています。

この像は比叡山で修行中の親鸞が京都の六角堂に向かった時に、比叡山にて師匠の接待に参加して、そばを食したという伝説があります。

ご詠歌

「南無(なむ)不動(ふどう)千年(ちとせ)の 慈悲(あい)のまなざしに

み法(のり)宿(やど)りて 頼(たの)もしきかな」

と詠まれています。

※なお、ご詠歌の御朱印のみ住職不在の場合は授与されてません。

他にも、季節や行事限定で住職の絵入り御朱印があります。

これらはフェイスブックやホームページで情報が配信されています。

法住寺の御朱印帳は住職手書きの不動明王が描かれたものがありましたが、現在は在庫はなく、別の御朱印帳となっています。

御朱印帳の変更があるかもしれないので、フェイスブックで情報収集は欠かせません。

ちなみに、法住寺には駐車場がないのでご注意を!

さいごの

この周辺にはもう一か所有名な寺院があります。

それは法住寺のとなりにある「養源院」です。

こちらの寺は血天井で知られています。

あと、妙法院と関係が深い神社として「日吉神宮」もおすすめです。

こちらも、猿の銅像や複数の御朱印があるので、一見の価値があります。

三十三間堂の詳細
住所 京都市東山区三十三間堂廻り町657
電話番号 075-561-0467
公式HP https://www.sanjusangendo.jp/
公式SNS Instagram
妙法院の詳細
住所 京都府京都市東山区妙法院前側町447
電話番号 075-561-0467
公式HP  なし
公式SNS  なし
法住寺の詳細
住所 京都府京都市東山区三十三間堂廻り655
電話番号 075-561-4137
公式HP https://hojyuji.jp/
公式SNS Facebook