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仁和寺の御朱印・御朱印帳の種類|受付時間や場所。見どころや授与品についても紹介

京都府御朱印

京都の仁和寺(にんなじ)は、平安後期の仁和4年に建てられたお寺です。

当初は「西山御願寺」と呼ばれていましたが、その後、落成した年の元号をとって、仁和寺という名前になりました。

また、当時の天皇・宇多天皇が出家後に「御室(おむろ)」という僧坊(僧侶が済む建物)を建てて住んだことから、「御室御所」とも呼ばれていました。

桜の名所として有名で、中でも「御室桜」という遅咲きの桜は大正時代に国の名勝に指定され、平成6年には世界遺産に登録されています。

国宝や重要文化財など貴重な宝物を数多く所蔵もしている、見どころ満載の仁和寺には、どのような御朱印や御朱印帳があるのかご紹介します!

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ご紹介する内容は、記事作成時の情報です。
最新情報は、公式サイト等でご確認お願いします。

仁和寺の御朱印種類と値段・受付時間や場所

仁和寺の御朱印は、通常の御朱印と期間限定の御朱印があります。

通常の御朱印

  • 阿弥陀如来の御朱印
  • 旧御室御所の御朱印
  • 勢至菩薩の御朱印
  • 御室弘法大師の御朱印
  • 水掛不動尊の御朱印
  • 御詠歌の御朱印

授与料は各300円です。

期間限定の御朱印

  • 国名勝指定記念の御朱印 2種
    夏もみじと五重塔:授与料1,200円
    国宝 本尊阿弥陀如来:授与料1,300円
  • 薬師如来の御朱印:授与料300円
  • 霊宝館名宝展特別の御朱印 7種
    弘法大使:授与料500円
    阿弥陀如来:授与料500円
    薬師如来:授与料500円
    孔雀明王:授与料500円
    吉祥天:授与料500円
    愛染明王:授与料500円
    寛平法皇:授与料500円
  • 朝参り御朱印:授与料300円
  • ライトアップ御朱印:授与料300円
  • 青もみじ御朱印:授与料300円

「通常御朱印」と毎年授与されている「薬師如来の御朱印」と「霊宝館名宝展特別御朱印」は、御殿の拝観受付場所と、金堂前の納経所でいただくことができます。

「国名勝指定記念の御朱印」については、「夏もみじと五重塔の御朱印」は御所庭園大玄関納経所にて、「国宝本尊阿弥陀如来の御朱印」は金堂前納経所と霊宝館前納経所にていただけます。

通常御朱印の種類がたくさんあり、待っている列が短くても時間がかかることがあるので、いただくときは時間に余裕をもったほうがいいかもしれません。

仁和寺の御朱印

仁和寺の御朱印を全て紹介していきます。

通常御朱印

まずは、通常の御朱印5種類を紹介します。

阿弥陀如来の御朱印

ご本尊阿弥陀如来の御朱印が、仁和寺の代表的な御朱印です。

阿弥陀如来の守護梵字キリークの印がかっこいいですね。

阿弥陀如来坐像は国宝として霊宝館に安置されています。

旧御室御所の御朱印

皇室のみ使用が許されていた十六八重表菊紋が中央についた、品のある御朱印です。

御室御所は現在の御殿にあたる場所で、仁王門から入って左手の仕切られた区画にあります。

見学は大人のみ800円(高校生以下無料)かかりますが、中に入らなくても御朱印をいただくことができますよ。

勢至菩薩(せいしぼさつ)の御朱印

右上の印にあるように、京都十三佛の9番にあたる御朱印です。

亡くなった人は十三佛様により罪を除いてもらって成仏されるという信仰による、「十三佛詣り」の霊場に、仁和寺の勢至菩薩は指定されているんです。

阿弥陀如来と同じ三昧耶形の蓮のつぼみに梵字の印は、阿弥陀三尊としての一体感がありますね。

御室弘法大師の御朱印

 

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仁和寺は真言宗御室派の総本山ということで、真言宗の開祖・弘法大師の御朱印があります。

中央の印は弥勒菩薩を示す「ユ」という梵字で、空海(弘法大師の法名)は弥勒菩薩と共に人間世界に来生すると遺告したと言われていることから、印に選ばれたと思われます。

御朱印から信仰が伝わるというのは興味深いです。

水掛不動尊の御朱印

宗派にとらわれずに近畿地方から選定された近畿三十六不動霊場・第十四番札所にあたるのが、仁和寺の水掛不動尊です。

右上の印が五角形なのは、五色不動という色の色にまつわる名称や伝説をもつ不動尊を指す総称から来ているのでしょうか。

印のモチーフの意味を考察するのも面白いです。

御詠歌の御朱印

 

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御詠歌(ごえいか)は、巡礼や修行でよむお経を詩にしたものです。

「わけのぼる 花の嵐の 梢より 御室の山に 月ぞかがやく」

月夜の風に舞う御室桜の美しさをうたっています。

桜の季節にいただくと、更に雅な気分になりそうです。

期間限定御朱印

次に期間限定の御朱印を紹介していきます。

国名勝指定記念の御朱印 (夏もみじと五重塔)

 

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切り絵であらわされたもみじが美しい、新緑を思わせる爽やかなデザインです。

国名勝指定記念の御朱印 (国宝・本尊阿弥陀如来)

 

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ゴールド色の紙に細やかな切り絵が入った、荘厳な雰囲気が伝わるデザインです。

「国名勝指定記念」の御朱印は、仁和寺の御所庭園が国の名勝に指定された記念特別拝観に合わせて登場した御朱印です。

特別拝観は2021年6月19日から開始されていて、記念の限定御朱印はなくなり次第終了ですので、お早めに。

薬師如来の御朱印

 

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薬師如来の縁日が8日であることから、毎月8日限定となっている御朱印です。

秘仏であることから限定御朱印になっているのでしょうか。

いただけるチャンスが毎月一回あるので、狙って訪れてみるのもいいですね。

霊宝館名宝展特別の御朱印

 

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春と秋に毎年行われる霊宝館名宝展の特別御朱印です。

仁和寺に祀られている7尊の仏様の御朱印が、美しい彩りで書かれています。

通常御朱印では手に入らない仏様の御朱印もあるので、この機会に是非。

朝参りの御朱印

 

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8月1日~31日まで、午前9~11時の時間帯限定でいただける御朱印です。

朝もやの中の仁和寺の景色が幻想的です。

ライトアップの御朱印

紅葉の季節に仁和寺はもみじのライトアップを行っていて、そのイベント中に限定でいただける御朱印です。

夜の静寂の中のもみじと境内が美しい御朱印です。

拝観には料金1000円が必要です

青もみじの御朱印

 

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朝参りの御朱印やライトアップの御朱印と同様に、青もみじの季節限定で専用の紙にいただける御朱印です。

新緑の仁和寺の風景が鮮やかですね~。

こちらは、京阪電鉄主要駅などでいただけるイベントパンフレットの掲示が必要になるので、入手をお忘れなく。

その他にも、特別拝観などの催し物がある場合に限定の御朱印が出ることもあります。

催し物の詳細や御朱印など最新の情報は、公式ホームページやインスタグラムを確認してくださいね。

仁和寺の御朱印帳のデザイン・サイズや価格

桜の御朱印帳

サイズは一般的な御朱印帳の小サイズ16.2cm×11.2cmで、初穂料は1,680円です。

淡いピンクの中の御室桜と五重塔が柔らかい色調で描かれていて、美しさにうっとりしてしまいます。

山門の御朱印帳

 

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サイズは一般的な御朱印帳の小サイズ16.2cm×11.2cmで、初穂料は1680円です。

仁王門と五重塔の朱色が紺色に鮮やかに映えています。

菊の御紋の御朱印帳

サイズは一般的な御朱印帳の小サイズ16.2cm×11.2cmで、初穂料1,400円です。

どーんとついている金色の菊紋が、持っているだけでおごそかな気持ちになれます。

紺色の他にエンジ色があります。

仁和寺の見どころ

仁和寺の見どころは、何といっても金堂や五重塔、仁王門です。

金堂

本尊の阿弥陀三尊がおかれている金堂です。

慶長年間(安土桃山時代と江戸時代をまたぐ時代)の御所 内裏紫宸殿(だいりししんでん:御所の中心となる建物)を移築したもので、現存する最古の紫宸殿として国宝にしていされています。

当時の宮殿建築がそのまま残っている貴重なものであり、国宝でもある建築物を間近で見られますのでじっくり鑑賞しましょう。

五重塔

五重塔は東寺のものと同じく、上から下にかけて各層の幅に差があまり見られない姿が特徴です。

重要文化財に指定されていて、桜の季節は遠目に満開の桜と一緒に撮影すると美しい絵になるため、好んで撮られることが多いです。

華やかな桜の奥にたたずむ重厚な五重塔が美しく重なり合います。

仁王門

参道から見た仁王門の景色です。

参道がとても広く、お寺自体も広々としているので、ゆっくり過ごすことができますよ。

さいごに

仁和寺を訪れるなら、景色が良くて限定御朱印もある桜や青もみじの季節がベストシーズンといえます。

桜の季節には「御室花まつり」というイベントが行われ、満開の桜を楽しむことができます。

ただし、この期間は桜が鑑賞できるエリアへの入場に、「特別入山料」(大人500円、高校生以下無料)が必要になるのでご注意くださいね。

開花状況など、自然の見ごろは公式のインスタグラムやツイッターで見ることができますよ。

また、仁和寺をじっくりゆっくり楽しみたいという方は、宿坊での宿泊の受け入れも行っているので、体験してみるのもいいかもしれませんね。

 

仁和寺の詳細
住所 京都府京都市右京区御室大内33
電話番号 075-461-1155
公式HP https://ninnaji.jp/
公式SNS
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