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長楽寺(浜松)御朱印・御朱印帳情報|見どころやアクセス情報を紹介

静岡県御朱印

長楽寺という寺院も日本各地にありますが、日本庭園で有名な「長楽寺」といえば浜松市の長楽寺があげられるのではないでしょうか。

今回は、長楽寺(浜松)の御朱印や御朱印帳と一緒に、有名な日本庭園を含めた見どころなどを紹介していきます。

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ご紹介する内容は、記事作成時の情報です。
最新情報は、公式サイト等でご確認お願いします。

長楽寺(浜松)の御朱印受付時間や場所・御朱印の種類、初穂料(御朱印料)は?

長楽寺(浜松)には、下記の御朱印があります。

  • 馬頭観音の御朱印
  • 寿老人の御朱印
  • 令和限定の御朱印
  • 限定御朱印
  • 客殿補修ご寄付御朱印

 

条件付きとなりますが、期間限定で「みほとけのキセキ」特別御朱印がいただけます。

御朱印は、客殿と一体化した授与所があり、窓にいただける御朱印がすべて掲載されています。

授与所に人が居ない場合は、拝観料は授与所正面に賽銭箱があり、そこに入れて隣にある由緒書きをいただきてから客殿に入ります。

客殿内にいる方に、御朱印をお願いすれば書いていただけます。

ただ、拝観しないと御朱印は授与しないという文言はありませんでしたし、たしか呼び出しベルもあったはずなので、拝観せずとも対応していただけるかもしれません。

当たり前のことですが、本堂の外からでも手を合わすなど最低限のことをしてのことです。

御朱印の受付時間は、拝観時間と同様に午前9時から午後16時です。

【拝観時間】
午前9時~午後4時
※不定期に休業があります。
【拝観料】
一人300円(中学生以上)
団体割引一人250円

拝観は不定期に休業がありますので御朱印受付も同じです。

馬頭観音の御朱印

真ん中に御法印があり、その上から上に種こ、真ん中に馬頭観音とあります。

左上に日付があり、右には拾八(一八)とありす。

御朱印料は300円。

寿老人の御朱印

真ん中に御法印があり、右上に七福神の印、右上に七福神の印鑑があります。

御朱印料は300円。

令和限定御朱印

馬頭観音の御朱印のマイナーチェンジです。

書き置きで、和紙に書かれています。

左上に日付印はなく、真ん中に金字で馬頭観音と書かれています。

御朱印料500円。

限定御朱印

左側の仏画はドウダンツツジの花を地蔵菩薩に例えているようです。

右に御朱印があり、真ん中に御法印があり、その上に三寶とかかれています。

御朱印料が1,500円。

ちょっと高めな気が・・・予算内で買えませんでした。

 

こちらの限定御朱印は、

  • 季節の御朱印なのか
  • いつまで頒布があるのか

不明です。

今年、Facebookに紹介されていた限定御朱印はこちら↓↓↓

正月限定御朱印

新年の限定御朱印

梅の限定御朱印

客殿補修ご寄付御朱印

左側は仏画で、迦陵頻伽のイラストの印と客殿補修の文字があります。

仏画は童子でしょうか?

右側の御朱印は真ん中に御法印、その上から合掌とかかれています。

みほとけのキセキオリジナル御朱印

デフォルメされた馬頭観音様を中心として、左下に寺印、右上に創建年代を記した印を押しますが、いたずら坊主のような馬頭観音様が描かれ、なんだかゆるキャラのような印象を受け、その姿は御朱印とは言いがたいかも知れません。

この300枚が、一日の枚数なのか、期間全体での数なのか不明です。

  1. 観覧券の半券
  2. 一日フリー切符「みほとけの汽笛」

観覧券の半券

浜松市美術館にて2021年3月25日(木)~4月25日(日)の期間「みほとけのキセキ -遠州・三河の寺宝展-」が開催されました。

浜松市美術館開館五十周年と中日新聞東海本社四十周年を記念して開催された展覧会で、かつての遠江国に属した自治体(浜松市・袋井市・湖西市)と三河国に属した自治体(愛知県豊橋市)という二県にまたがる寺院が所蔵する仏像を中心とした特別展です。

一日フリー切符「みほとけの汽笛」

天竜浜名湖鉄道の天浜線1日フリーきっぷの提示で、天竜浜名湖鉄道路線にある「みほとけのキセキ」に出展した六か所の御朱印をそれぞれの寺院でいただけます。

授与期間は、令和3年1月25日(月)~8月25日(水)までで、各寺院先着300枚で無くなり次第終了です。この300枚が、一日の枚数なのか、期間全体での数なのか不明です。

「みほとけのキセキ -遠州・三河の寺宝展-」は開催が終了していますので、後は②の方法しかありません。

詳細はHPにてご覧ください。

ページが見つかりませんでした – 天浜線(天竜浜名湖鉄道株式会社) – 日本の原風景に出逢う旅。

長楽寺(浜松)オリジナル御朱印帳のデザイン・サイズや価格

販売中の姿にて撮影。

お守りなどといっしよに売られています。

サイズは大判と思われます。

値段は1,900円で、御朱印は別料金のようです。

ご住職直筆の絵がモデルで、ご住職の観音の仏画を大きく描き、「ありがとう」と流麗な文字をつけており、裏には迦陵頻伽と思われる小さな仏様が描かれます。

表の赤は満天星ツツジの花の色を想定しているのでしょうか。

長楽寺の見どころ

長楽寺の山号は光岩山といい、真言宗に属します。

平安時代の大同二年弘法大師空海が開基したとされ、遠山の斜面にある一枚の岩座が陽光に輝いたことから聖地として定め、寺院として整えられたとされます。

江戸時代には七堂伽藍が並ぶ大きな寺であったようですが、近代では衰退し、本堂も昭和五十八年に解体され、ひっそりとした小さな寺院と化しています。

寺院としては大きくありませんが、寺にはすぐれた文化遺産が残ります。

その筆頭が小堀遠州作庭と伝わる「満天星(ドウダン)ツツジの庭」と呼ばれる庭で、池泉鑑賞式と回遊式の庭園を組み合わせたもので、客殿内部から鑑賞することも庭の中に分け入り鑑賞することができる庭です。

春には満天星ツツジが白い花を咲かせ、数多の星が庭をおおうような姿となります。

この庭は、NHK大河「井伊直虎」で有名になった龍潭寺庭園と南北朝時代創建の名刹・本興寺庭園とともに「遠州三名園」の一つに数えられます。

また、本尊の馬頭観音は、頭上に全身を表した馬を乗せる貴重な姿の馬頭観音です。

文化財以上に価値があるのは、ご住職の描く「仏画」ではないでしょうか。

毎年春と秋に仏画展が開催され、住職直筆の絵葉書、色紙などが展示されています。

一度山門を出て、石段を下り、障害者用の駐車場に向かう道筋から向かうことになる1983年に解体された本堂跡へと向かう参道は「梅」が左右に植えられ、時期が来ると「梅花のトンネル」を形成するようです。

また、定期的にオルガン(リードオルガン)の演奏があり、大正から昭和に造られたオルガンを用いて開催されています。

回遊式庭園

長楽寺の見どころは、まず小堀遠州作とされるほ回遊式庭園です。

客殿の北側にあり、客殿の中(上段の間)からも見ることができ、この上段の間には、椅子や座布団があり、座ってお庭をみれます。

庭全体には、二百株ともいうドウダンツツジと呼ばれる春に無数の小さな花を咲かせるつつじを埋め込まれており、その小さな花を星に見立てて、通称「満点星(ドウダンツツジ)の庭」と呼ばれています。秋にはツツジは赤く染まるようになり、さながら紅葉の盆栽が並ぶようです。

すべての満天星ツツジには、玉刈込が施されいます。

庭には五つの築山があり、中央の築山には三尊石があり、隣に十三重塔があります。

池には亀石・礼拝石、鶴石などの石組があり、築山にも様々な石組があり、それらの多くが三角形の石を立てている。

下記が長楽寺で配布されている庭についてのパンフレットの庭の概要を描いたイラストです。

下記がドウダンツツジで、このような小さな花が無数小枝に咲くようです。

借景となる林には、真ん中あたりに杉の木とその向かって右に竹林があり、向かって左にはホルト・ナギの木がそびえ、それ他の間に開けた部分があり、そこからさらに遠くの景色をみることができる。

なお、竹林はすぐ地下の根があらぬ方向に伸びるため、庭の借景に影響がでないように竹林を厳重に管理しているとのこと。

そして、紅葉の時期には満天星つつじの葉が紅色ととなり、庭がさらに美しい姿をなるようです。

写真は別の赤い花がさいています。

こんな色がツツジ全体をおおうようです。

上記の写真のように庭から客殿の方を望むと遠くの浜名湖を見ることができるようですが、私は見れていません。

もう一つの見どころは、山門を一度出て、旧本堂へと向かい道を進み、旧本堂近くにある駐車場から伸びる梅の木が左右に並ぶ小道があり、毎年2月中旬から3月中旬には、梅の花が咲き誇り、美しい梅の道が見られるようです。

馬頭観音様

本尊馬頭観音は現在解体された本堂の代わりとして、護摩堂に安置されています。

この記事を書いている日から4月25日(日)の期間は、「みほとけのキセキ -遠州・三河の寺宝展-」が開催されてる浜松市美術館にて展示されているため護摩堂には台座のみ残されていました。

浜松市美術館では、長楽寺の本尊の馬頭観音様は単独で展示されていましたが、背中を拝することは叶いませんでした。

そして、照明の影響か図録などと違う色合いで写真撮影ができました。

写真は「みほとけのきせき」にて購入した絵葉書より。

馬頭観音菩薩坐像は、浜松市指定文化財で、彫眼ながら三目を表し、左右の脇面も本面も気迫の感じられる怒りの表情をみせます。

馬頭観音は頭上に馬の頭を乗せるのが通例ですが、この像は全身があらわされた馬を乗せる非常に珍しい作例です。

また、持物の一つである、口を大きく開けてほえ、そこから斧の刃を出す竜頭が付いた斧の柄には、滑り止めの為に縄を巻いており、装飾として取り入れられているのも特徴的です。

護摩堂の隣には鐘楼があり、こちらに吊るされている鐘は、静岡県では現存するものでは二番目に古い鐘とされ、県指定文化財となっています。

長楽寺(浜松)アクセス・駐車場情報

長楽寺へのアクセス方法は3つあります。

  1. 気賀駅から徒歩、またはタクシー
  2. 片町バス停または、長楽寺入り口

気賀駅から徒歩、またはタクシー

気賀駅からは、徒歩で30分以上かかります。

道は広く、案内板もあるので迷うことはないと思います。

時間がない方は、気賀駅で利用してください。

予めタクシー会社に連絡し、電車の到着時刻に配車を頼んでおけば、スムーズにいけます。

700円前後の料金でつきます。

片町バス停または、長楽寺入り口

浜松駅から「三ケ日車庫」行きに乗車して、長楽寺入口で降りてください。

より徒歩10分ぐらいです。

なお、時間帯により「気賀駅」までしか行かない便があり、その場合徒歩でいく場合は「片町」で降りて徒歩25分ほどです。

徒歩が嫌なら、気賀駅まで行ってタクシーを使った方が時間の節約になります。

車:駐車場について

ホームページでは、車は30台駐車可能となり、大型バスも駐車できます。

こちらが、大型バスの止まることの可能な駐車場のようです。

周囲に桜の木があり、それだけで見どころがありそうです。

客殿近く、山門まで階段を使わずに行けるため、車椅子の方が利用できるようです。

時間の都合上写真などはありませんが、案内板があります。

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さいごに

この長楽寺の最寄りのバス停「長楽寺入口」からかなり前になるのですが、「国民宿舎入口」バス停近くに「細江神社」という地震の神様を祀るという神社があります。

大きな巨木のある神社のようで、長楽寺の帰りに立ち寄るのもいいのではないでしょうか。

 

長楽寺(浜松)の詳細
住所 静岡県浜松市北区細江町気賀 7953-1
電話番号 053-522-0478
公式HP https://chouraku-ji.org/
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