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亀山八幡宮(下関)御朱印・御朱印帳の受付時間や場所|お守りや駐車場情報も

山口県御朱印

亀山八幡宮は山口県下関市の中心地にある神社で、応神天皇・仲哀天皇・神功皇后を主祭神としてお祀りしています。

昔から地元の人には関の氏神様として「亀山さん」の愛称で親しまれてきました。

また、かつては島だった亀山を江戸時代に陸続きにする工事をしたのですが、その時に「お亀さん」という女性が人柱に立候補して、工事の成功を祈願したという言い伝えがあり、その「お亀さん」をお祀りしたお亀明神社も、境内社として残っています。

境内には下関の特産であるふぐの大きな石像があったり、お亀明神社に因んだ、これまた大きな亀の像があったり、たくさんの亀(こっちは本物)がいたりと、何かとユニークな神社です。

そんな亀山八幡宮でいただける御朱印や見どころ、御守についてご紹介していきたいと思います。

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ご紹介する内容は、記事作成時の情報です。
最新情報は、公式サイト等でご確認お願いします。

亀山八幡宮の御朱印受付時間や場所

亀山八幡宮を拝観できるのは、6~19時の間です。

この間なら、拝殿のすぐ横にある御祈願受付所で御朱印をいただくことができます。

受付所には基本、常に人がいて対応していただけますが、大きな神社なので参拝者は途絶えません。

私が参拝した時は、かなり空いていたのですが、それでも受付所には2、3人が並んでいて、御朱印をいただくまでに15~20分くらいかかりました。

なので、御朱印を頂くのならある程度時間に余裕をもって参拝したほうが良いでしょう。

亀山八幡宮の御朱印種類・初穂料(御朱印料)は?

亀山八幡宮の御朱印は通常の御朱印だけではなく、季節限定やイベント限定の御朱印もたくさんあります。

一覧でご紹介をしようと思ったのですが、あまりにもたくさんの種類がありますので、亀山八幡宮の御朱印ページをご覧ください。
↓↓↓

亀山八幡宮 御朱印

亀山八幡宮の御朱印

2022年6月29日現在、いただける御朱印を紹介します。

亀山八幡宮御朱印

亀山八幡宮の押印がされており、その横には「関の氏神」と書かれています。

「関の氏神」という言葉は神社の幟など、いろんな場所で目にすることがあるのですが、それだけ亀山八幡宮が地元にしっかりと根差した神社だということが窺えます。

初穂料は500円です。

お亀明神社御朱印

 

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境内社であるお亀明神社の押印の横には、銀杏の押印がされています。

この銀杏の押印は、別に紅葉の時期だからとかではなく、お亀明神社に祀られているお亀さんの功績を称えて植えられた銀杏、通称「お亀銀杏」の葉っぱをモチーフにしたものです。

初穂料は500円。

古図御朱印

亀山八幡宮とお亀明神社が見開き2ページ横並びに押印されています。

その上から更に昔の亀山八幡宮の古図が、金で押印されています。

派手ではありませんが、程よく品の良い豪華さがある御朱印です。

初穂料は1,000円です。

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お亀銀杏御朱印新緑

お亀銀杏の葉っぱをモチーフに切り取った台紙に、お亀明神社の押印がされています。

他ではあまり見ない形の御朱印ですが、御朱印帳に挟むと押し花みたいで可愛いですね。

5月~10月までは銀杏の色が緑(新緑)で、11月~4月までは銀杏の色が黄(紅葉)になるんです。

初穂料は書き置きのみで500円です。

フォロワー限定御朱印

インスタグラムのフォロワー限定でいただける御朱印で初穂料は500円です。

亀山八幡宮の押印の横には、小さい疫病封じの妖怪アマビエが押印されています。

とぼけた顔をして、手には亀山八幡宮が推しに推しているふぐを持っているのが可愛いですね。

ヨゲンノトリ御朱印(亀山八幡宮Ver.)

 

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江戸時代に疫病を予言したとされるヨゲンノトリが描かれた御朱印です。

ばさあっと翼を広げて、ちょうど舞い降りるところでしょうか。

ネットで検索して出てくるヨゲンノトリは、もっととぼけた顔をしているんですが、こっちはカッコいいです。

ヨゲンノトリ御朱印(お亀明神社Ver.)

 

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こちらはヨゲンノトリ御朱印のお亀明神社Ver.です。

亀山八幡宮とは異なり、ヨゲンノトリが飛んでいるところを、すぐ上から描いたところでしょうか。

翼の広がりといい、きりっとした眼差しと言い、やっぱりカッコいいですね。

ヨゲンノトリ御朱印はどちらも書き置きのみで初穂料500円です。

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花鳥風月御朱印

地元の色鉛筆画家の方に季節の花を月替わりで描いていただいた御朱印だそうです。

6月は百合の花。

しっとりと落ち着いた色合いは、なんだか日本画みたいで美しいですね。

書き置きのみで数量限定だそうなので注意が必要です。

初穂料は500円。

干支御朱印

令和4年度の干支である虎が描かれた御朱印です。

竹林から、のっそりと虎が出てくる様子は、まさに寅年という感じの絵柄です。

干支刺繍御朱印

干支の虎の顔が手漉き和紙に刺繍された御朱印です。

虎が「ガオー」っと吠えている様子が、刺繍でリアルに表現されています。

黒い糸で刺繍されているので、ホワイトタイガーっぽくなっているのもカッコいいですね。

数量限定なので注意が必要です。

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ふくおに御朱印

干支の虎と下関の特産であるふぐ、そして鬼が描かれた御朱印です。

可愛くデフォルメされたイラストは、下関在住のアーティストの方が描かれたものだそうです。

花鳥風月御朱印もそうですが、地元のアーティストの方が御朱印に関わっているのをみると、亀山八幡宮が如何に地元に愛されているかがわかって、ほっこりしますね。

干支切り絵御朱印

干支の虎を切り絵にした御朱印です。

よく見てみると、虎の模様は縞々ではなく、花が描かれていたりと非常に凝ったデザインになっています。

ここまで細かくて綺麗なデザインだと、御朱印帳に貼るのもなんだかもったいないと思っちゃいますね。

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ふくの日限定御朱印

毎月29日のふくの日(2月は9日)にいただける、ふぐの御朱印です。

本日は29日なのでふぐの御朱印がいただけますね。

左が「黒金ふく御朱印」で右が「白金ふく御朱印」です。

黒金ふく御朱印は、黒地に金の箔押しで、とっても豪華。

ふぐのデザインは絵馬のふぐと同じもので、ころころしてて可愛いですが、黒地に金のせいか、なんだか重厚感に溢れています。

白金ふく御朱印は、白地に銀の箔押し。

黒金ふく御朱印よりも、すっきりスマートなイメージ。

豪華なことに代わりはありませんが。

黒金ふく御朱印と対になっているような感じなので、合わせていただきたいですね。

こちらは「波乗りふく御朱印」です。

 

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黒金・白金ふく御朱印と同じデザインのふぐが、波の紋様の上に押印されています。

こちらのふぐは波の上を漂っている感があって可愛いですね。

こちらもふくの日限定御朱印の「ふく刺繍御朱印」。


手漉きの和紙に、丸っこいふぐが刺繍されています。

他のふく御朱印は、箔押しだったり押印だったりするため、絵馬のふぐと同じデザインでも、絵馬のように口のところは赤くできないんです。

でもこちらのふぐは刺繍なので、絵馬と同じく口のところを赤くすることができます。

口が赤いとちょっとオシャレな感じがしますね。

アマビエ御朱印

「疫病退散」の文字と共に、アマビエが大きく押印された御朱印です。

亀山八幡宮の御朱印をどれか一ついただくと、必ずこのアマビエ御朱印も一緒にいただくことができます。

これだけデカデカとアマビエが押印されているんだから、効果は絶大!かも?

亀山八幡宮オリジナル御朱印帳のデザイン・サイズや価格

亀山八幡宮の御朱印帳のサイズは、縦16㎝×横11㎝で、すでに亀山八幡宮とお亀明神社の御朱印が押印されており、初穂料は2,000円となっています。

【表】

【裏】

デザインは濃紺の地に白い雲が裏表両方に描かれています。

そして表には昔のものと思われる亀山八幡宮と下関の港の絵が、裏には「関の氏神 亀山八幡宮」と金字で書かれています。

参拝した時も感じたのですが、亀山八幡宮は地元と深く結びついている神社です。

それが、御朱印に描かれた亀山八幡宮と昔の下関の港、そして裏地に書きこまれた「関の氏神」という言葉からも強く感じられます。

亀山八幡宮のご利益!野球ボールって?

亀山八幡宮には、出世開運、安産祈願や家内安全、学業成就、それ以外に商売繁盛、事業繁栄、航海安全、受験合格、身体健康、病気平癒、縁結びなどなど、たくさんのご利益があります。

でも、たくさんのあるご利益の中で、ちょっと異質なのが「野球」。

「え?なんで?」と思われる方も多いでしょう。

でもちゃんと理由があるんです。

亀山八幡宮の大鳥居。御影石の鳥居としては日本一の大きさだそうですが、この大鳥居の扁額「亀山宮」の「山」の部分。何か白いものが挟まっています。

これ、なんと野球のボール。昭和33年に、ガソリンスタンドの店員さんが野球をしている時に挟まっちゃったんだそうです。
その後、昭和38年にゲン担ぎとして下関商業高校が亀山八幡宮で必勝祈願をしたところ、なんと甲子園で春・夏連覇。更に翌年には早鞆高校が春のセンバツで準優勝。

このことが広まり、いつしか亀山八幡宮には「野球」のご利益がある、と言われるようになったそうです。

地元の方の投げたボールが新しいご利益を生み出すなんて、なんだか亀山八幡宮と地元の絆のようなものを感じるエピソードですね。

亀山八幡宮の「ふくまる御守」

ふぐが下関の特産であること、下関ではふぐのことを「福」あやかって「ふく」と呼ぶこともあってか、亀山八幡宮は絵馬がふぐだったり、世界一のふぐの像があったり、とにかくふぐ推し。

御守にもふぐをあしらったものが多いのですが、その中でも目を引くのが「ふくまる御守」。

ニードルフェルトで作られた、ころころと丸くて可愛いふぐの御守です。

ニードルフェルトは、ご存知の方も多いと思いますが、羊毛フェルトをプスプスとニードルで差してフェルト糸を絡め、いろんな形にしていく手芸の一種。

ところが材料となる羊毛フェルトは、実は神社的にはNGなんです。

というのも、神社には神様の御遣いとされる一部の動物を除いて、4つ足の生き物は穢れを持ち込んでしまうので入れてはいけないのだそう。

毛や肉もNG。

なので、4つ足の羊から採れる羊毛フェルトもNG。

じゃあ「ふくまる御守」はなんで良いの?ってことになるんですが、実は「ふくまる御守」は、羊毛フェルトの代わりにアクリルフェルトを使って作られています。

アクリルフェルトなので羊毛フェルトの小物よりもちょっとテカテカしてます。

またこの御守、なんと一体一体すべてが手作り。

 

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なのでよくよく見れば、みんな違う表情をしているので、世界に一つだけ自分だけ「ふくまる御守」に出会えますよ。

亀山八幡宮の駐車場情報

亀山八幡宮の駐車場の参道入り口は神社北側にあり、そこから駐車場に入れます。

境内駐車台数は30台。

他に鳥居の脇に有料駐車場があります。

さいごに

ふぐ推しの亀山八幡宮はふぐ以外にも、境内社であるお亀明神社にあやかってカメも推されていて、こちらもまた、あちこちに像が設置されています。

こういったユニークな像以外にも、詩人金子みすゞの詩碑や、女流作家林芙美子の文学碑、豊臣秀吉が植えたとされる太閤蘇鉄など、下関の歴史や文化の一旦に触れることができる場所でもあります。

神社の周りには地元の漁師さんが釣った魚を販売している唐戸市場や、しものせき水族館「海響館」などの観光スポットもあるので、下関を訪れた際には足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

一度参拝したことがあるという方も、季節ごと、行事ごとにいろんな御朱印がいただけるので、行事がある時に参拝すれば、新しい御朱印だけではなく、亀山八幡宮の新たな見どころを見つけることができるかもしれませんよ。

 

亀山八幡宮の詳細
住所 山口県下関市中之町1-1
電話番号 083-231-1323
公式HP http://www.kameyamagu.com/
公式SNS Facebook Instagram