PR

生石神社(石の宝殿)の御朱印・御朱印情報|ご利益や駐車場についても紹介

兵庫県御朱印

「日本三奇」というものをご存知ですか?

江戸時代に橘南谿という医者が書物の中で、三つの奇跡と呼んだもののことを指します。

その三つの奇跡は、それぞれが三つの神社の境内内にあり、その一つが兵庫県高砂市に鎮座する生石神社の「石の宝殿」です。

生石神社の御神体でもある「石の宝殿」は、別名「浮石」とも呼ばれ、水の中にあるのですが、それがまるで水に浮いているように見えることから、そのように呼ばれるようになったのです。

ところで、生石神社って、なんて呼ぶのかわかりますか?

いきいし?

せいせき?

正解は「おうしこ」。

超難読な生石神社の御朱印、そしてご利益について、紹介していきましょう。

スポンサーリンク

ご紹介する内容は、記事作成時の情報です。
最新情報は、公式サイト等でご確認お願いします。

生石神社の御朱印受付時間や場所

生石神社の御朱印受付時間は9:30~16:30です。

御朱印を頂く場所は、鳥居をくぐった先の石段を登った先にある、御神門のすぐ下にあります。

御神門は通路がかなり長くとられていて、その通路の左側に授与所が設置されています。

ただし、受付時間内でも宮司さんが不在の時もあり、その時は書置きで対応してくださいます。

どうしても直書きでいただきたい場合は、事前に電話をして都合をきいてから参拝しましょう。

また、普段はほとんど混み合うことはなく、スムーズに御朱印を頂くことができますが、年末年始は生石神社はかっこうのご来光スポットということもあり、かなり混み合います。

秋祭りの時期も大勢の人が集まるので、混んだり待つのが苦手という人は、平日に参拝することをおすすめします。

生石神社の御朱印と初穂料(御朱印料)

生石神社の御朱印は「生石神社」ではなく、「播磨國石宝殿」と書かれています。

生石神社の文字は、御朱印の上の勾玉型の部分に書かれていますね。

なんで勾玉なのかはわかりませんが…。

また、御朱印の上に書かれている毛筆の字も「生石神社」ではなく「日本三奇」です。

御神体である石の宝殿を前面に推し出した御朱印ですね。

初穂料は300円。

宮司さんがいらっしゃる時は直書き対応してくださいますが、不在の時は書置きの対応となります。

生石神社オリジナル御朱印帳のデザイン・サイズや価格

白、というか生成り色を基調とした御朱印帳です。

そこに、こげ茶色で表裏両面に生石神社の御神門から石の宝殿までが、びっしりと描かれています。

裏面の右側に、播磨國石宝殿真景と書かれています。

生成り色にこげ茶という色合いも相まって、布地の御朱印帳なのに、木でできているような風合いがありますね。

サイズは縦18㎝×横12㎝の大きめサイズ。

初穂料は、御朱印の記入も合わせて2,500円です。

スポンサーリンク

生石神社のご利益

さて、ここまでさんざん「石の宝殿、石の宝殿」とか言っておきながら、肝心の「石の宝殿」について、ちゃんと紹介していませんでしたね。

よろしい、お見せしましょう。

生石神社の御神体、「石の宝殿」を。

こちらです!

この、お社の後ろにある、しめ縄が巻かれた岩が「石の宝殿」です!

え?

近すぎて良くわからない?

大きさもわかりにくい?

そうですね、私もそう思います。

ということで、こちらの写真を。

拝殿の手前にある四角い岩。

これが「石の宝殿」です。

拝殿と比べてみると、その大きさが良くわかると思います。

因みに正確な大きさは、横6.4メートル、高さ5.7メートル、奥行7.2メートル。

この「石の宝殿」の下に水が溜まっていて、岩が浮いているように見えることから「浮石」とも呼ばれています。

「石の宝殿」の由来は、神話の時代に大穴牟遅命(大国主)と少名彦がこの地を治めるために石の宮殿を作ろうと工事を始めたところ、土着の神が反乱を起こし、結果、工事はそのまま中断。

大穴牟遅命と少名彦は、工事途中で横倒しになったままの「石の宝殿」に宿ることにしたんだとか。

実際、生石神社の周辺は石切り場として有名で、採石の後があちこちに残っています。

ところでこの「石の宝殿」、2柱の神様が宿っているだけあって、もちろん強力なパワースポットです。

ご利益は、厄除け・健康・安産と多岐に渡っているのですが、実はよりそのパワーをいただける方法があるんです。

それは「石の宝殿」の脇にある「霊岩」を触ること。

「霊岩」を触った手で、自分の体の弱ったところを撫でると、その部分が良くなっていくんだとか!

ちょっと具合が悪いなあ、という人は、是非ともこのご利益にあやかってみてはいかがでしょうか。

「霊岩」には願いを叶えるパワーもあるんだそう。

「霊岩」に強く思いを込めて願い事をすると、どんな願い事でも叶うので、どうしても叶えたい願いがある時は、お願いをしてみましょう。

また、生石神社には、ちょっと変わったお守りがあります。

それがこちら。

石でできたお守り。

その名も「願い石」。

色は黄色と白があり、どちらにも石の宝殿と石の宝殿の周りの崖が描かれています。

「霊岩」に願い事をした後は、こちらの「願い石」もいただくことで、より強いパワーを得られそうですね。

初穂料は1,500円です。

生石神社のアクセス&駐車場

生石神社の最寄駅はJR宝殿駅ですが、宝殿駅から生石神社までは1.5㎞あり、徒歩で25分ほどかかります。

なので、生石神社への参拝は、車を利用するのがだんぜん便利です。

東京・大阪方面から行く場合

生石神社の近くには、高速道路と直結している国道2号線「加古川バイパス」が通っています。

阪神高速・第二名神を通り、料金所を抜けるとそのまま国道2号線「加古川バイパス」に接続します。

加古川バイパスを「高砂北」で下りて、国道2号線を進みます。

その後、島西で米田79号線に入り、島中央で県道392号に入り、そのまま道なりに進むと右手に大きなグラウンドが見えてきます。

そこが生石神社の駐車場になります。

九州方面から行く場合

山陽自動車道を通り、山陽姫路東ICで播但連絡道路の姫路方面に入ります。

播但連絡道路の「神戸・明石方面」を出て、そのまま国道2号線「姫路バイパス」に入ります。

姫路バイパスを「高砂西」で下り、国道250号線に入り東に進みます。

竜山交差点を左折し、県道392号に入り、そのまま道なりに進むと、左手に生石神社の駐車場が見えてきます。

駐車場は50台ほど停められる広さで、年末年始や秋祭り以外は、ほとんど混み合うことはありません。

さいごに

生石神社は駅からも遠く、近くに有名な観光スポットもないので、遠方の人にとっては参拝するのに、少し気合が必要な神社かもしれません。

ですが、他の神社では見ることのできない「石の宝殿」は、神社巡りをしている人にも、そうでない人にも、是非とも一度は見ていただきたい場所です。

もしも車で参拝できるようでしたら、少し足を伸ばすと、日岡神社や鹿島神社など、御朱印をいただける神社が周辺にあるので、姫路周辺の御朱印巡りをする際は、生石神社周辺の神社もルートにいれてみてはいかがでしょうか。

生石神社の詳細
住所 兵庫県高砂市阿弥陀町生石171
電話番号 079-447-1006
公式HP なし
公式SNS なし