江島神社は神奈川県藤沢市江ノ島にある神社で、竹生島神社、厳島神社、江島神社が日本三大弁財天と呼ばれています。
ご祭神は、天照大神(あまてらすおおみかみ)が須佐之男命(すさのおのみこと)と誓約された時に生まれた神で、三姉妹の女神様です。
- 奥津宮の多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)
- 中津宮の市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)
- 辺津宮の田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)
この三女神を江島大神といい、辺津宮、中津宮、奥津宮を総称して江島神社と呼ばれています。
中でも、中津宮の市寸島比賣命は多大な神力を持ち、絶世の美女だったとの言い伝えから縁結びの聖地として注目され、他にも金運アップ、負運アップ、交通安全などのご利益があると、日本のみならず外国からもたくさんの観光客が集まる人気スポットとなっています。
ここでは、江島神社でいただける御朱印、御朱印帳の種類や話題の指輪守、鎌倉江ノ島七福神巡り、お参りに役立つ便利情報、江ノ島グルメなどを紹介しています。
江島神社の御朱印・御朱印帳の受付時間や場所
江島神社の御朱印・御朱印帳の受付時間は、8時30分〜17時までです。
時間は行事や天候、感染拡大防止のため変更になっている場合があるので、HPなどで確認をしてからの参拝が安心です。
御朱印・御朱印帳の受付場所は、辺津宮の御朱印所で10種類の御朱印と御朱印帳、七福神めぐり専用の色紙がいだだけます。
中津宮と奥津宮にも御朱印をいただけるところはありますが、各宮の1種類だけです。
行事などによって開いていないこともあるので、辺津宮の御朱印所でいただきましょう。
昨年これで失敗してお正月の御朱印をいただけませんでした^^;
江島神社の御朱印種類
江島神社の御朱印は10種類、初穂料は各300円です。
- 江島神社三宮総称(墨書き)
- 日本三大弁財天(墨書き)
- 江島神社三宮 辺津宮(書置き)
- 江島神社三宮 中津宮(書置き)
- 江島神社三宮 奥津宮(書置き)
- 江島大明神(書置き)
- 竜宮 龍神様(書置き)
- 奥津宮天井画 八方睨みの亀(書置き)
- 八臂弁財天
- 八坂神社 蘇民将来(書置き)
江島神社の御朱印
私がいただいたのは5種類の御朱印です。
江島神社三宮総称御朱印
江島神社の社紋は北条家の「三枚の鱗」にちなんで考えられたそうです。
江島神社の社紋は、①~⑥までの御朱印に押印されています。
日本三大弁財天御朱印
背景の押印が江島神社のものとはちがいます。
江島大明神御朱印
「江島大明神」と書いてあり、この神号には諸魔退散のご利益があるとのことです。
竜宮 龍神様
奥津宮の隣にある竜宮の御朱印はまた背景の押印がちがいます。
八臂弁財天
八臂弁財天さまの押印はお顔が優しくて心が穏やかになります。
江島神社の御朱印帳種類・デザインやサイズ・価格について
龍神の御朱印帳
初穂料2,000円で、大きさは16cm×11cmです。
江ノ島浮世絵(特製杉材)の御朱印帳
初穂料2,500円で大きさは16cm×11cmです。
瑞心門(大判)の御朱印帳
初穂料2,500円で、大きさは19cm×13cmと大きめです。
天女(弁財天)の御朱印帳
初穂料2,000円で、大きさは16cm×11cmです。
波・富士山の御朱印帳
初穂料2,000円で、大きさは16cm×11cm。
七福神巡り御朱印帖
初穂料800円大きさは16cm×11cmです。
すでに墨書きは印刷されていて、その上に押印をいただくものだそうです。
御朱印帳袋はあったほうが良いですね。
きんきゃく型が初穂料1,500円、横型は初穂料2,000円です。
鎌倉江の島七福神巡り
鎌倉江ノ島七福神巡りは、鎌倉・江ノ島の8つの寺社に祀られている七福神を巡るもので、1日でまわることができ、人気の観光コースとなっています。
- 浄智寺(布袋尊:ほていそん)
弥勒菩薩の化身といわれる不老長寿の神です。 - 鶴岡八幡宮(旗上弁財天:はたあげべんざいてん)
芸能・開運、大願成就の神です。 - 宝戒寺(毘沙門天:びしゃもんてん)
仏教を守護する四天王の一人で、病魔対敵の神です。 - 妙隆寺(寿老人:じゅろうじん)
中国道教に起源を持つ長寿の神です。 - 本覚寺(夷尊神:えびすそんじん)
商売繁盛、家運隆盛、縁結び、五穀豊穣の神です。 - 御霊神社(福禄寿:ふくろくじゅ)
幸福・財宝の神です。 - 長谷寺(大黒天:だいこくてん)
財福の神です。 - 江島神社(弁財天)
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江島神社のお守り
江島神社には「指輪守」というお守りがあります。
この指輪守は蛇をモチーフにしています。
日本では昔から、蛇はおめでたい、縁起のいい生き物として信仰されてきました。
中国では蛇を小竜と呼び、お金を運んで来てくれる生き物として大事にされているそうです。
蛇神様や龍神様は水の神様として水にまつわる災難除けとしてご利益があるとされているほか、五穀豊穣、健康長寿、開運全般につながるといわれています。
また、白蛇は弁財天様の使い、もしくは化身であるという説もあり、芸術や学問、蓄財の神様である弁財天様の使いのへびも富をもたらすを言われています。
江ノ島には弁財天様と龍神様も祀られているので、すべての開運パワーがこの蛇のモチーフの指輪に込められているのではないかと勝手に推測しています(笑)
指輪の内側には「江島神社」の刻印がありました。
江島神社の「指輪守」は初穂料700円です。
キラキラと輝いてとてもきれいな指輪です。
江島神社の見どころ
八臂弁財天
八臂弁財天様と妙音弁財天様が祀られている弁天堂の拝観料は大人200円、中高生100円、小学生50円、小学生未満無料、(25名~団体割引あり)、拝観時間 は午前8時30分~午後4時30分までです。
お堂のなかは大人5人も入ればいっぱいになるくらいの広さで、白蛇の置物やお酒が奉納されています。
拝観料を納めるところに置いてあり、お酒の初穂料300円、白蛇の置物は初穂料500円で白蛇の置物には自分の願いを一文字で書いてから奉納します。
このことからも、白蛇は弁財天様のお使いということがわかりますよね。
静かな空間で、弁財天様と向き合うといつも気が上がるような気がします。
八臂弁財天様は勝負運の味方をしてくれるそうで、ここにお参りにくるようになってからはほしいチケットは百発百中でゲットできています。
妙音弁財天様は音楽芸能の神様なので、芸能界の人々もお参りに来るそうです。
むすび絵馬
辺津宮の御神木で、ふたつの幹がひとつの根で結ばれている銀杏の樹は「むすびの樹」と呼ばれ、良縁成就を願うカップルが次々と絵馬をかけに訪れていました。
この御神木ようにひとつに結ばれますようにと、良縁祈願の「むすび絵馬」がたくさん掛けられています。
また、むすびの樹以外にも境内のいたる所に絵馬が掛かっていて、どこの場所もピンク色の絵馬でいっぱいです。
むすび絵馬の初穂料は500円です。
水みくじ
中津宮には水で濡らすと文字が浮かび上がる「水みくじ」があります。
初穂料100円でおみくじを引いて、となりの水琴窟のある庭へ入ります。
今回はコロナ対策のため、柄杓が置いてなかったので手前の水琴窟に水を落として音を楽しむことがなかったのが、少し残念です。
水で濡らすまえは、真っ白で何も書いていないように見えますが、水に浮かべて出てきたのは中吉の文字。
いつもおみくじを引くと持ち帰るのですが、水みくじは濡れているので出口にあるおみくじ掛けに結んできました。
エスカー
江ノ島は文字通り橋でつながっている「島」です。
その面積はさほど大きくないので、ゆっくり歩いても2〜3時間もあれば島全体を回れます。
しかし、高低差が大きいので階段が多いのが難点なところです。
バス停や駐車場から鳥居までの道のりからなだらかな上り坂になっています。
赤い鳥居から辺津宮まで約180段の長〜い階段です。
階段を登ったほうがご利益がある…なんていう人もいるけれど、神様はそんなことで贔屓はしないはずです!
階段はここだけではなく随所にあり、辺津宮→中津宮→奥津宮までお参りをすれば
歩く距離+階段×往復となり、元気な人にはいい運動にはなりますが、足腰に不安のある人や体力に自信のない人は決して無理しないようにしましょう。
そんな人のために江ノ島には「エスカー」という屋外エスカレーターがあります。
赤い鳥居の左側にエスカー乗り場があり、きっぷの券売機と窓口があります。
料金は通常料金大人1名 360円、小人1名180円ですが、区間によって料金が違います。
営業時間は9:00-19:05となっていますが、料金や時間など変更になる場合もあるのでお参りの前にはHPなどで確認しましょう。
全区間買ったので1区間目は辺津宮まで、2区間目は辺津宮→中津宮、3区間目は中津宮→頂上と3区間乗車できます。
奥津宮へ行くには、頂上で降りてから徒歩で向かいます。
ここもアップダウン、長い階段ではありませんがちょこちょこ登り下りがあります。
ここまで、エスカーに乗って来たのですが、下りのエスカーはありませんので帰りは階段をおりて来なければなりません。
お参りの際には、その点もご注意ください。
食べ歩き
たくさん階段を登ったり降りたりと体力を消耗します。
駐車場から鳥居までの間と頂上から奥津宮までの間にはお店がたくさん並んでいます。
お土産屋さんや座って食べられる飲食店、食べ歩きにちょうどいいものなどいろいろあろので歩いていても飽きません。
- 釜揚げしらす丼
- サザエのつぼ焼き
- バナナジェラート
- たこせんべい
- しらす串ダンゴ
- 唐揚げ
私の定番は、ホカホカの女夫饅頭(白はこしあん、茶はつぶあん)各120円と、しらすブラックコロッケ(150円)です。
これを食べて、お参り終了です。
まとめ
龍神、弁財天、縁結び、縁切りなど島全体がパワースポットとなっている江ノ島。
神社以外にも、1日では足りないくらいの見どころがたくさんあります。
季節によっても景色がかわるので何回でも足を運びたくなるところです。
今回、ご紹介できなかったところ、回りきれなかったところもまだまだあるので、状況がおちついてからゆっくりとお参りに行きたいと思います。
江島神社では手水舎の柄杓をなくしたり、あらゆるところにアルコール消毒液が設置されていました。
参拝する側も、感染対策をしっかりして、お参りにでかけましょう。
江島神社の詳細 | |
住所 | 神奈川県藤沢市江の島2丁目3番8号 |
電話番号 | 0466-22-4020 |
公式HP | http://enoshimajinja.or.jp/ |
公式SNS | |