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神明宮(金沢)御朱印種類、時間や場所。お守り&アクセス・駐車場情報

石川県御朱印

石川県金沢市の繫華街片町からほど近くの野町2丁目に鎮座する神明宮は、古来より「お神明(しんめい)さん」の愛称で人々から親しまれてきた神社です。

金沢五社(神明宮・椿原天満宮・小坂神社・宇多須神社・安江八幡宮)の一つで、「五社巡り」信仰は現在も続いており、開運招福・諸願成就のご利益があると言われています。

金沢五社については、後ほど詳しく紹介しますね。

また、神明宮は全国七神明(東京、山形、大阪、長野、京都)または三神明の一社と言われています。

境内には、樹齢千年と言われる大きな欅の木があり、パワースポットとして地元の人々から厚く信仰されています。

それでは今から由緒ある神明宮の御朱印やご利益、パワースポット、アクセス方法や駐車場について、ご紹介していきたいと思います。

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ご紹介する内容は、記事作成時の情報です。
最新情報は、公式サイト等でご確認お願いします。

神明宮の御朱印受付時間や場所

神明宮の御朱印受付場所は、拝殿手前の社務所です。

向かって右側に社務所と授与所、左側にも授与所がありますが、この日は左側はシャッターが閉まっていて、右側はシャッターが開いていましたが、窓は閉まっていました。

手前は御守が並べてあり、奥の社務所には御朱印の見本と御守が並んでいましたが、誰もいなくて、インターホンらしきものがありました。

きっと、御朱印や御守を頂く場合は、ピンポンと鳴らすシステムなんだと思います。

たまたま私は、宮司さんが現れてくれたので鳴らさずにすみました。

御朱印の受付時間ですが、ホームページには記載がなかったので、後で電話をして聞いてみました。

「朝は9時頃から夕方は18時頃までは大丈夫です。もし、誰もいなくても、設置してあるインターホンを鳴らしてくれたら、出ていきますので。」という返事で夕方18時というのは、かなり遅くまで対応して頂ける神社なんだと、好感がもてますよね。

神明宮の御朱印

神明宮の御朱印は2種類。

  • パワースポットの御朱印
  • 悪事災難除けの御朱印

初穂料は、それぞれ500円です。

パワースポットの御朱印

まずこの見た目で、わかりますかね?白い紙じゃないんです。

なんと薄い木でできている木目模様の御朱印なんです!

書置きなので、ご自身の御朱印帳に貼るために、白い紙を裏面に貼ってくれてます。

真ん中に大きく神明宮の文字があり、横には「(力)パワー守護」と赤い文字で力強く書かれています。

パワースポットの「神明の大けやき」が左上に「千年樹守」が右下に描かれたカラフルで元気になる御朱印です。

悪事災難除けの御朱印

ちょっと見にくくて申し訳ないですが、同じく薄い木でできた木目模様の御朱印です。

こちらは神明宮の文字の横に、悪事災難除守護と青文字で書かれています。

そして、左上には「あぶり餅の家守」が、右下には「あぶり餅」が描かれています。

食欲がそそられる御朱印は、初めてです。

御朱印と一緒にパンフレットも頂きました。

神前結婚式も行われているようです。

樹齢千年のケヤキに見守られて誓う千年の愛、、、ステキな結婚式ですね。

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神明宮は金沢五社の一社

金沢五社(かなざわごしゃ)は、石川県金沢市に所在する神社のうち、江戸時代から神官が守護する宇多須神社・小坂神社・神明宮・椿原天満宮・安江八幡宮の五つの神社の総称です。

当時からあった金沢城を囲むように鎮座しているのが特徴で、加賀100万石の繫栄を築いた前田家の霊的結界、現在では強力なパワースポットとも言われています。

この金沢五社を参拝することを「五社参り・五社巡り」といい、開運招福・所願成就のご利益があるとされています。

全てが金沢市内にあるので、1日で参拝することも可能ですよ。


神明宮現地レポ

いざ、拝殿で参拝をしようと思ったら扉が閉められていて、賽銭箱が見当たりません。

扉を自分で開けるタイプかなと思い、戸に手をかけましたが、動きません。

仕方なく、社務所に戻ったら、中に宮司さんの姿を発見!

ラッキー!これで御朱印の心配はないとホッとしたところに、宮司さんが笑顔で声をかけてくれたので、お賽銭問題をたずねたら、扉に小さく穴が開いていて、そこから納めてほしいと言われました。

無事にお賽銭の入れ方を聞き、ようやく参拝できて良かったです。

御祭神は「天照皇大神(アマテラスオオミカミ)」と「豊受姫神(トヨウケヒメノカミ)」で、御利益は悪事災難厄除け・開運・招福・吉兆・慶福祈願です。

石川県内で最も大きなこの大けやきは、なんと樹齢千年と言われ金沢市指定保存樹第一号になっています。

写真に納まりきらない程の大木で、近くに寄ると、太い幹からは優しさ、温かさ、癒しを感じ取ることができました。

神明宮のシンボルの「神明の大けやき」はパワースポットとして地元の人々から愛されています。

また、金沢の文豪「室生犀星(むろうさいせい)」は幼年期を神明宮近くで過ごした為、この「神明の大けやき」の周りを遊び場としていたと言われ、昭和初期の詩人「中原中也(なかはらちゅうや)」は金沢で過ごした幼年期にこの「神明の大けやき」の下で開催された「サーカス」を見た記憶で、作品を作ったと言われています。

神明宮あぶり餅神事

神明宮あぶり餅は、全国只一の祭礼名物で三百年以上の伝統がある悪事災難除伝統特殊神事です。

祭礼は5月と10月に行われ、今年(令和5年)は5月15日~17日迄です。

加賀百万石二代藩主・前田利長が、厄除神事を推奨し、御利益を民衆に広める為、お餅を串刺しにして、広く分け与えたのが始まりだそうです。

今では、聖火にあぶった餅を食べて身体の災難除け(食べる御守)とし、また、玄関の壁面に「家守」を飾って、家の災難除けとする風習があるそうです。

金沢で生まれ育った友人に「あぶり餅」の事を聞いてみたところ、子どもの頃によく食べたらしく、餅に甘辛い味噌ダレがかかっていて、すごく美味しかった記憶があると言ってました。

私も、是非とも食べてみたいです!

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神明宮のお守りやおみくじ

神明宮のお守りは、かなり種類があり、その一つ一つの御守の説明が手書きで、温かみを感じます。

神明宮のお守りやおみくじをちょっとだけご紹介します!

千年樹守

ちょっと見ずらくてすみません^^;

「天然の千年樹皮」が入った千年樹守の初穂料は1000円です。

パワースポットである「神明の大けやき」のエネルギーが詰まった、世界に一つ自分だけの御守でご利益があると人気だそうです。

願い木

叶えたい事、捨てたい事、心の内に秘めている願い事などを書いて願掛けをします。

そして神社で、お祓いをしてから燃やします。

初穂料は大が400円、小が300円です。

花みくじ願い

おみくじで高いとか安いとかは無いと思いますが、この花みくじが300円は安いですよね。

カゴに入った、可愛らしい花、何に使うのかな?と思ったら、この花を一本取る所から、このおみくじは始まります。

私は、桜の花を選びました。

この先端に(花じゃない方)番号が割り振られています。

そして、その番号のおみくじを頂きます。

花みくじと言うだけあって、ピンク色のおみくじは、とってもカワイイですよね。

拝殿横に花みくじを書く為のスペースが用意されており、ちゃんと、消毒液も設置して

ありました。

机の上にはペンが2種類あり、「え?葉っぱ用?」て何?と思いましたがとりあえず、普通のサインペンで書くことにしました。

健康運、金運、恋愛運、開運などなど、何を書こうかな?

でもでも、「お願い事は一つだけ。」と言われているので、ここは欲張っちゃいけない。

絶対に、、、

無事に書き終えたら、願いが叶うようにお祈りをして、結びます。

たらよう願い

古来より「ハガキの木」と言われ、先人たちはたらようの葉に文をしたためました。

こちらの神社では、境内の神域に自生した貴重な「たらよう」の木の葉を、数量限定で領布しています。

先ほど花みくじの時に、葉っぱ用と書かれたペンが置いてあったのは、この為なんですね。

毎月1日に「たらよう願い焼納祭」を行い、お祓いしているそうです。

次回訪れた際には、この貴重な「たらよう願い」をやってみようと思いました。

神明宮のアクセス・駐車場情報

国道157号線沿いにある神社ですが、広い歩道があり、少しだけ奥に入った所なので、神明宮の看板をキョロキョロと探して、2周目でやっと入ることができました。

(1周目は逆方向に走っていたため、看板は見つけたのですが、曲がれず、、、)

神社の境内には左右に10台ずつ程停められる、無料の駐車場があります。

金沢駅からは約10分、北陸道金沢西ICより約20分、金沢東ICからは約25分です。

金沢の繫華街「片町」から車で来るようでしたら、犀川大橋を渡って直ぐ左手に神明宮があります。

バスを利用の場合は、金沢ふらっとバス長町ルート「野町広小路」バス停から徒歩1分で、北鉄バス「片町」または「広小路」バス停からは徒歩5分くらいです。

さいごに

金沢市の繫華街片町からすぐの神明宮は、「神明の大けやき」と言われるパワースポットがあったり、カワイイ「花みくじ」があったり、御朱印が特殊だったりと、見どころ十分でアットホームな雰囲気の神社でした。

興味をひかれたのは、5月と10月にある「あぶり餅神事」です。

今はすごく、甘辛い味噌ダレがかかった「あぶり餅」を食べたくなってます。

300年以上の伝統がある悪事災難除伝統特殊神事なんて、厄除け効果抜群すぎですよね。

今回の参拝は冬で、「神明の大けやき」は枯れていたので新緑の「神明の大ケヤキ」も見てみたいと思いました。

また、毎月1日の「たらよう願い」も気になるので、また絶対に参拝しようと思いました。

こちらの神明宮は金沢の西茶屋街まで徒歩3分の位置なので、観光のついでに行ける神社としてもおススメなので、是非一度行ってみてください。

神明宮の詳細
住所 石川県金沢市野町2丁目1-8
電話番号 076-241-1613
公式HP htps://www.shinmeiguu-kanazawa.jp/
公式SNS なし