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諏訪大社御朱印巡り|順番や記念品、御朱印の時間や御朱印帳のデザインも紹介

長野県御朱印

長野県諏訪湖周辺にある神社といえば、なんといっても諏訪大社。

諏訪大社で7年に一度行われる、日本三大奇祭の一つでもある御柱祭については、新聞やテレビで見たり聞いたりしたことがあるんじゃないでしょうか。

日本最古の神社の一つと言われるほど古くから存在し、その名をよく知られた諏訪大社ですが、出雲大社のように一社から成る神社ではなく、諏訪湖を囲む四つの社から成る神社であることは、神社に詳しくない人にはあまり知られていないかもしれません。

今回は、諏訪大社の四つの社すべてでいただける御朱印について、そして四つの社の巡り方について紹介していきましょう。

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ご紹介する内容は、記事作成時の情報です。
最新情報は、公式サイト等でご確認お願いします。

諏訪大社の御朱印種類・受付時間や場所

諏訪大社は、上社本宮・上社前宮・下社春宮・下社秋宮の四社から成る神社です。

この四社ぞれぞれに御朱印があるので、まずは御朱印をいただける場所と受付時間について紹介します。

御朱印の受付時間は平時は各社9時~17時までなのですが、コロナのため授与所の開所時間が変更されており、22年度9月時点での授与時間を紹介します。

上社前宮の受付時間や場所

鳥居をくぐり本殿に向かう途中の石段を右に行くと授与所があり、そこで御朱印をいただくことができます。

授与時間は8時半~16時半までです。

上社本宮の受付時間や場所

北参道から境内に入ったところにある石段の手前に、御朱印所があります。

お守りなどを授与する授与所とは窓口が違うので注意してください。

授与時間は9時~16時半までです。

下社春宮の受付時間や場所

鳥居をくぐった先にある右側の狛犬の裏側手に授与所があります。

授与時間は8時半~17時までです。

下社秋宮の受付時間や場所

鳥居をくぐり石段を右に行った先に御朱印所があり、そこで御朱印をいただくことができます。

授与所とは分かれているので注意してください。

授与時間は8時半~17時までです。

諏訪大社はバスツアーなどで大勢の参拝客が訪れることも多く、特に神社で行事が行われていたり、土日や祝日などは非常に混み合います。

私も連休を利用して参拝したのですが、ツアー客と遭遇し、御朱印所にも行列ができていて、御朱印をいただくまでに20~30分はかかりました。

時間に余裕をもって参拝するか、混み合うことの少ない平日に参拝することをお勧めします。

諏訪大社の御朱印

諏訪大社の四つの社の簡単な説明とともに、それぞれの社でいただける御朱印について紹介していきます。

なお、どれか一つの社ですべての社の御朱印を頒布している、ということはしていません。

四社すべての御朱印をいただくには、四社すべてを参拝しなくてはいけないので注意してください。

また22年度は御柱祭が取り行われる年であり、それを記念して100年前の朱印を復刻しています。

 

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22年度限定なので、ぜひこの機会に入手したいところですね。

上社前宮


上社前宮は、もともとは上社本宮に対して、摂社という立場でした。

摂社ですが前宮は、諏訪大社の御祭神が最初に居をかまえた土地とされ、諏訪の祭祀発祥の地として、その社は本宮よりも古い歴史をもっています。

上社前宮通常御朱印

「諏訪大社」の押印の下に、扇型の「前宮」の押印がされており、「諏訪大社 上社前宮」と墨筆で書かれています。

初穂料は500円です。

上社前宮御柱年限定御朱印

 

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押印されている朱印は、通常御朱印とほぼ同じ。

ただ、通常御朱印で書かれていた「上社前宮」の墨筆文字がなくなり、代わりに復刻した100年前のレトロな朱印が緑色で押されています。

そして復刻朱印の中央には「前宮」の文字が。

初穂料は500円です。

上社本宮


前宮に対して本社の立場にあったのが上社本宮です。

本殿を持たず、幣拝殿と片拝殿のみから成る諏訪造りという独持の様式を持った社です。

また、徳川家康が建立に関わった社殿や、武田信玄ゆかりの品を保管している宝物殿などがあり、文化財としても重要な価値があります。

上社本宮通常御朱印

「諏訪大社」の押印に、「諏訪大社 上社本宮」と墨筆で書かれています。

初穂料は500円です。

上社本宮御柱年限定御朱印

 

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通常御朱印と同じ「諏訪大社」の御朱印に、「諏訪大社」の墨筆文字。

前宮と同じく「上社本宮」の墨筆文字がなくなり、100年前の復刻朱印が青色で押されています。

初穂料は500円です。

下社春宮


下社は、本社と摂社という格の違いのあった上社とは異なり、春宮・秋宮の立場は同格。

では何が違うのかといえば、御祭神がいる時期。

春宮と秋宮の間を、季節ごとに御祭神が移り替わり、春宮は2月~7月の間、御祭神を祀っているため、春宮と呼ばれています。

下社春宮通常御朱印

「諏訪大社」の押印に、「諏訪大社 下社春宮」と墨筆で書かれています。

他の社が四角い御朱印であるのに対して、春宮のみ、丸い御朱印です。

初穂料は500円です。

下社春宮御柱年限定御朱印

 

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通常御朱印と同じ「諏訪大社」の御朱印に、「諏訪大社」の墨筆文字。

「下社春宮」の墨筆文字がなくなり、100年前の復刻朱印が赤色で押されています。

初穂料は500円です。

下社秋宮


こちらが秋宮。

8月~2月の間、御祭神を祀っています。

秋宮と春宮は建物の配置がほぼ同じなのですが、それもそのはず。

かつて諏訪藩が建て替えを行った際、秋宮も春宮も同じ絵図面を元にして、社殿を建てたんだそうです。

下社秋宮通常御朱印


「諏訪大社」の押印に、「諏訪大社 下社秋宮」と墨筆で書かれています。

初穂料は500円です。

下社秋宮御柱年限定御朱印

 

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通常御朱印と同じ「諏訪大社」の御朱印に、「諏訪大社」の墨筆文字。

「下社秋宮」の墨筆文字がなくなり、100年前の復刻朱印が紫色で押されています。

初穂料は500円です。

諏訪大社四社巡りの順番

四社からなる諏訪大社。

その四社すべてで御朱印がいただけるとなると、やっぱり全部の御朱印がほしくなっちゃいますよね?

そして御朱印をいただきに参拝するなら、ちゃんとした順番で四社を参拝したい…そんな気持ちにもなると思います。

そこで、四社巡りの正しい順番をご説明したいところなんですが…。

ぶっちゃけ、正しい順番とかはないみたいです。

好きなルートで好きなように巡って、全然OK。

四社全部を巡るのに何日かけても、それこそ何ヵ月かけても、何の問題もなし。

とはいえ、やっぱりできれば1日で四社全部回ってしまいたいですよね?

なので、効率の良い巡り方をご紹介しましょう。

まず、上社と下社は約15㎞離れています。

一方で上社本宮と上社前宮の距離は約1.2km、下社春宮と下社秋宮の距離は1.5㎞と近めなので、本宮と前宮を1セット、春宮と秋宮を1セットとして考え、上社から回るか下社から回るかのどちらかを、自分の日程に合わせて決めると良いでしょう。

おすすめの巡り方:車

一番効率が良くて楽な巡り方は、車で参拝する方法です。

高速を使って遠方から訪れる場合、上社なら中央道の諏訪IC、下社なら中央道の岡谷ICが最寄りになります。

私も自分の車で巡りましたが、四社とも大型の駐車場が設置されているので、参拝客はたくさんいましたが駐車できなくて困った、ということはありませんでした。

移動も楽ですし、電車と違って時間にも縛られないので、一番おススメの巡り方です。

遠方で自家用車では来れないという場合は、駅でレンタカーを借りたり、金銭的に余裕があるならタクシーで行くのが良いと思います。

おすすめの巡り方:電車&タクシー

上社と下社の間は電車で移動し、最寄駅から神社まではタクシーで行く方法です。

上社の前宮と本宮の最寄り駅は「茅野駅」で、下社の春宮と秋宮の最寄り駅は「下諏訪駅」なので、茅野駅でタクシーに乗って前宮と本宮を巡ります。

その後、再び茅野駅にタクシーで戻って、今度は電車で茅野駅から下諏訪駅に行き、そこからタクシーで春宮と秋宮を巡ります。

効率よく回りたい、でもできればタクシー代を節約したい、そんな人におススメの方法です。

おすすめの巡り方:電車&徒歩

時間に余裕があって、歩くことが苦にならない人向けの方法です。

上社の本宮と前宮の間を徒歩で移動し、参拝後、最寄り駅の茅野駅に移動。

茅野駅から下社の最寄り駅である下諏訪駅まで電車で移動し、下諏訪駅から下社まで徒歩で移動。

下社の春宮と秋宮の間も徒歩で移動します。

本宮と前宮、春宮と秋宮の距離は、それぞれ1.5kmほどで、歩けない距離ではないので、歩くのが好きな人はこの方法で参拝するのも良いかもしれません。

諏訪大社の御朱印帳のデザイン・サイズや価格

諏訪大社のオリジナル御朱印帳は、大判サイズと普通サイズそれぞれ1種類ずつあります。

諏訪大社でいただける大判サイズの御朱印帳です。

デザインは、表面に黒地に金字で御朱印帳と書かれ、裏面は押印っぽくこちらも金字で諏訪大社と書かれただけの、実にシンプルなデザイン。

ですが、それが逆に高級感を出して、カッコ良く引き締められた感があります。

大きさは横12㎝×縦18㎝。

初穂料は2,000円です。

こちらは普通サイズの御朱印帳。

赤地に、表面は「御朱印帳」の地が貼り付けてあり、裏面は大判サイズと同じく金字で押印っぽく諏訪大社と書かれています。

大判サイズ以上に実にシンプルなデザイン。

色違いで青地Ver.もあります。

大きさは横11㎝×縦16㎝。

初穂料は1,000円です。

すでに頒布終了になっていますが、こちらは7月15日より頒布された、夏詣限定の御朱印帳です。

 

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通常の御朱印帳とは打って変わって、御朱印帳全体に諏訪湖上花火が描かれた華々しいデザインになっています。

大きさは横12㎝×縦18㎝で、初穂料は2,000円でした。

諏訪大社御朱印巡りの記念品

諏訪大社の四社すべての御朱印をいただくと、記念品が授与されます。

記念品はどの社でも頒布しているので、どの社の御朱印を最後にいただいても、その社で記念品が授与されます。

わざわざ、特定の社に行かなくてはいけない、ということはありません。

記念品の内容は都度、更新されていて、22年度の夏はこちら。

 

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うちわです。

デザインは夏詣限定の御朱印帳と同じ、諏訪湖上花火が描かれています。

なお、私が2020年に参拝した際は、こちらの御朱印帳入れを授与されました。


薄紫色の巾着袋で、大判の御朱印帳が2冊も入る大きさで、御朱印帳を何冊か持って御朱印巡りに行く時にとても便利です。

諏訪大社のアクセス&駐車場情報

車で参拝する場合

上社本宮

中央道の諏訪ICで降りてください。

駐車場は、国道16号線沿いに参拝者用の大型駐車場があり、そこが一番入りやすいです。

ただし、神社に一番近い駐車場は、鳥居の前の交差点を左折したところにある駐車場です。

高齢者や体が不自由な方は、こちらに駐車することをおススメします。

この二つの駐車場が満車でも、神社の東側にもう一つ大型の駐車場があります。

上社前宮

中央道の諏訪ICで降りてください。

国道153号線沿いの、前宮の鳥居の前に参拝者用の大型駐車場があります。

この駐車場以外には、社務所前に10台ほど車を停めることができる駐車場がありますが、こちらはすぐに満車になってしまうので、大型駐車場のほうに停めたほうが良いでしょう。

下社春宮

中央道の岡谷ICで降りてください。

国道183号線沿いに、約50台が駐車できる参拝者用の駐車場があります。

下社秋宮

中央道の岡谷ICで降りてください。

国道142号線を秋宮の鳥居のある方向にまっすぐ進み、鳥居の手前で右折して進んでいくと、参拝者用の駐車場があります。

こちらの駐車場は駐車スペースも広く、神社からも近いのでおススメです。

この駐車場が満車だった場合は、国道142号線の鳥居前の交差点手前に、もう一か所、駐車場があります。

ただし駐車スペースはそれほど広くありません。

電車で参拝する場合

【上社本宮】

JR中央本線「茅野駅」から、徒歩40分。

【上社前宮】

JR中央本線「茅野駅」から、徒歩20分

【下社春宮】

JR中央本線「下諏訪駅」から、徒歩15分

【下社秋宮】

JR中央本線「下諏訪駅」から、徒歩20分

長野県御朱印巡り

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さいごに

日本最古の神社と言われる諏訪大社。

その社殿や鳥居は、他の神社によく見られる朱塗りや豪奢な細工はほとんど見られません。

ですが、だからこそ自然に溶け込んだ、素朴でありながらも神秘的な空気をまとった空間になっています。

そんな他の神社ではなかなか味わえない空気を感じに、諏訪大社を訪れてみてはいかがでしょうか。

諏訪大社の周辺には温泉地もあり、日常の疲れを肉体的にも精神的にも癒すには、諏訪への旅はもってこいだと思います。

また、それ以外にもオルゴール美術館やガラス美術館などの工芸品美術館もあるので、諏訪大社を参拝した後は、諏訪観光を楽しんでください。

諏訪大社の詳細
住所 上社前宮  長野県茅野市宮川2030
上社本宮  長野県諏訪市中洲宮山1
下社春宮  長野県諏訪郡下諏訪町193
下社秋宮  長野県諏訪郡下諏訪町5828
電話番号 上社前宮・上社本宮 TEL:0266-52-1919
下社春宮・下社秋宮 TEL:0266-27-8035
公式HP http://suwataisha.or.jp/
公式SNS Facebook Instagram
マップは上社前宮