山形県で有名な寺院こそ「立石寺」通称「山寺」です。
「山寺」の名前の通り、一つの山を境内とする寺院です。
立石寺は1,000段続く石段と急な坂道などその参道にたくさんの御朱印がいただけます。
今回は、立石寺の
- 立石寺 (山寺)御朱印受付時間や場所
- 立石寺オリジナル御朱印帳のデザイン・サイズや価格
- 立石寺の駐車場とアクセス情報
といったことについて紹介していきますので参考にしていただければと思います。
立石寺の御朱印種類・受付時間や場所
立石寺は山に登りながら、御朱印を集めていく楽しくもハードな御朱印集めとなります。
立石寺で全ての御朱印をいただくには入山料がかかります。
通常 | 300円 |
中人(中学生) | 200円 |
小人(四歳以上) | 100円 |
※団体割引有 |
御朱印料はすべて300円となります。
御朱印をいただける場所は以下です。
- 根本中堂
- 性相院
- 金乗院
- 中性院
- 華蔵院
- 奥の院
- 日枝神社
御朱印は全部で10種類の御朱印がいただけます。
立石寺の登山口から参拝コースを往復で約1時間半と公式HPで記載されています。
御朱印をいただいたり、写真撮影などしながらですと1時間半の所要時間では難しいと思います。
私は休みながら登り、御朱印をいただきながら写真を撮影したりしたので3時間近くかかりました。
そして、一番気をつけていただきたいのはやはり水分補給と飛沫対策です。
入山した先には、自動販売機もありますが、とても高い金額で購入されています。
水分を欲しがっていた子供に高いからといって購入をしない家族がいました。
これは、気持ちは分かりますが熱中症などになった場合にとても危険な上に、せっかくの楽しいことがとても悪い思い出になってしまったりすると思います。
自販機の目の前で価格を見て「高っ!」といって仕方なく購入する人もいました。
観光地などはいつもの価格よりも商品が高いことがありますので必要と思われるものは事前に準備して行きましょう。
そして、コロナウィルスの状況下の中、更に飛沫対策が必要です。
体調が悪くならないように周りの様子を見てマスクの付け外しをするようにしましょう。
立石寺の御朱印
御朱印をいただける場所順に御朱印を紹介していきます。
根本中堂
根本中堂の階段を上り左手に御朱印所があります。
登山口から階段を上ると根本中堂が見えます。
こちらでは、四寺廻廊の御朱印もいただくことができます。
立石寺は、四寺廻廊(しじかいろう)の一寺です。
四寺廻廊とは、東北地方の4つのお寺を巡礼コースのことをいいます。
立石寺の御朱印をいただいたついでに四寺廻廊巡礼もいかがでしょうか。
詳しくはこちらをご覧ください↓↓↓
根本中堂は内部の拝観ができ、拝観料200円で入ることができます。
根本中堂を左手に進むと登山口があり、山門が見えます。
この山門を入口として、石段を上って各御堂へと向かいます。
最初はなだらかな石段も先が見えなくなって段々急になってきました。
ここまで来ると息切れ、足腰の痛み全快です!
途中で休憩をすると、最初の一歩を動かすのが大変w
やっと仁王門が見えてきたときには限界寸前でした。
仁王門の急な石段に寒気がしましたが、頑張って一気に登りきりました。
正直ここまでが一番辛かったです。
この先は、各お堂が見えてくるので壮快でした。
性相院
仁王門を過ぎて最初にたどり着くのが性相院です。
性相院では2種類の御朱印をいただくことができます。
金乗院
性相院から石段を登りきると金乗院です。
中性院
金乗院の隣に中性院があります。
華蔵院
中性院より左方向に華蔵院があります。
御朱印は2種類いただけます。
奥の院
奥の院には「如法堂」と「大仏殿」があり、ともに御朱印がいただけます。
向かって右が「如法堂」左が「大仏殿」です。
写真の左に映る授与所で「如法堂」と「大仏殿」両方の御朱印がいただけます。
日枝神社
立石寺本堂の根本中堂の登山口手前に、日枝神社の登山口があります。
根本中堂からの場合は、左手に進むと登山口の山門手前に日枝神社があります。
本堂の根本中堂をお参りをし、各お堂への登山前に日枝神社に参拝するかしないかはご自分の判断で良いかと思います。
ここで少し注意なのは、神社と寺院で御朱印帳を分けている方です。
私は御朱印帳を分けているので、間違いを防ぐ為にも最後に参拝して御朱印をいただきました。
山寺日枝神社にはオリジナル御朱印帳もあります。
立石寺オリジナル御朱印帳のデザイン・サイズや価格
表は「仁王門」周辺の風景が裏面は巻物風のデザインの中に旅をする「松尾芭蕉」と「曽良」さんの姿を描き、右に「閑さや岩にしみいる蝉の声」の句が入っており、左上に山寺、左下には立石寺と書かれています。
裏面でボタン止めできるビニールカバー付きです。
初穂料は1,000円で、御朱印は別となり、根本中堂と山門近くの社務所で販売されています。
秘仏開帳時に買ったこの御朱印帳の最初のページには、秘仏開帳を記念して次のような印章が押されていました。
山寺の御朱印「千手院」
立石寺の麓には、「千手院」という寺院があり、「最上三十三観音霊場二番札所」です。
裏山寺とも呼ばれる支院で、山寺の登山口に入らずに、そのまま道を直進するとあります。
道路沿いにドーンとたっている鳥居をくぐるとびっくりしました!
えっ?えぇーーー線路が!!
わ、渡らないと行けませんよね?
電車が来ないか左右を確認して「渡りますよ~」と言いながら渡りました。
渡り切って振り向いたらこんなかんじ。
御朱印は左手にある御朱印受け所でいただけます。
この日は書き手さんが不在で書き置き御朱印をいただきました。
帰りに丁度電車が来たのでパシャリと記念に撮影しました。
立石寺の駐車場とアクセス情報
「山寺」へは基本的に電車によるアクセスをお勧めします。
仙台駅よりより電車(JR仙石線)で 山寺駅へ向かう方が料金・時間ともにおすすめで、山寺に降りると「案内所」があり便利です。
立石寺には参拝者専用無料駐車場がありますが、入り口が狭く分かりずらいです。
実際あっというまに入り口を通り過ぎてしまいましたw
駐車場自体もUターンがしにくく、十台ほどしか駐車できない小さい駐車場ですので、止められなかったら大変ですし無駄足ですね。
なので、周辺にある有料の駐車場を利用するほうが便利です。
1日500円程度の駐車料金ですので、時間を気にすることなく居られます。
この他にお土産屋である金額購入した参拝者に限り、お土産屋駐車場を無料で利用できる場合があるので、その時の状況に寄って駐車場所を決めると良いですよ。
さいごに
山寺といえば、松尾芭蕉とその著書「奥の細道」でも詠まれている「閑さや岩にしみいる蝉の声」の歌のように、1000段の階段とそびえたつ木々と岩肌に中を歩くと無駄に話をすることもなく、自然の風やセミの声のみが響いているという大自然と一体化したような雰囲気を味わえることです。
松尾芭蕉のように夏に行くのもいいですが、桜の季節や紅葉の季節もそれぞれの四季のいろどりが境内を華やかにしている姿を撮影するのも良いと感じます。
立石寺を代表する風景と言えば、「せみ塚」や「開山堂」です。
開山堂の後方にある「五大堂」が丁度展望台のようになっており、そこからの眺めがすばらしいです。
是非入山して見てください。
立石寺の詳細 | |
住所 | 山形県山形市山寺4456-1 |
電話番号 | 023-695-2843 |
公式HP | https://www.rissyakuji.jp/ |
公式SNS | なし |