PR

大和郡山城の御城印|源九郎稲荷・郡山八幡神社(クラブ神社)の御朱印情報

御城印

大和郡山市といえば紫陽花園で有名な「矢田寺」を思い浮かべる人も多いかもしれません。

大和郡山市の玄関口、JR郡山駅から徒歩十五分、近鉄郡山駅から徒歩十分、電車に乗り大和西大寺側に向かう車窓から塀と櫓が見える城郭が「大和郡山城」です。

この城を中心とした城下町には、「源九郎稲荷神社」をはじめとする地域の鎮守がいくつもあり、御朱印を授与する寺社も多いです。

今回は大和郡山の城下町で、

  • 大和郡山城
  • 源九郎稲荷神社
  • 郡山八幡神社

の御朱印巡りを紹介します。

スポンサーリンク

ご紹介する内容は、記事作成時の情報です。
最新情報は、公式サイト等でご確認お願いします。

大和郡山城について

「大和郡山城」は天正年間に筒井順慶が築城し、その後秀吉の弟「豊臣秀長」の手で整備され、関ヶ原の戦いの後は、水野氏・松平氏・本多氏・柳澤氏と歴代領主により発展した城です。

現在は天守台と周囲の塀、櫓が存在し国の史跡となっています。

近鉄の車窓から見える「追手向櫓」と「東隅櫓」がシンボルです。

ここの石垣は様々な石が転用されていることで知られ、中でも地蔵菩薩を転用している「逆さ地蔵」は有名です。

逆さ地蔵のある石垣の穴。

また、天守台は登ることができ最上階から郡山市内と天気が良ければ奈良興福寺、東大寺、薬師寺など遠方にある寺院の景色を楽しむこともできます。

入場料は不要です。

【展望台の利用】
4月~9月:7時~19時
10月~3月:7時~17時

中央に小さいですが「東大寺二月堂」が見えます。

郡山城の御城印・種類と御城印料

郡山城では通常は一種類の「御城印」があります。(2023年6月現在)

加えて敷地内には「柳澤神社」があり、こちらの御朱印がいただけます。(後ほど紹介します。)

郡山城の御城印は、公益財団法人 郡山城史跡・柳沢文庫保存会が作成したものです。

こちらからの申し出がない限り、封筒に入れられた状態で授与されます。

右上に「国指定史跡 続日本百名城」と印刷され、中央に「和州 郡山城」と大きく揮毫されています。

続日本百名城は、財団法人日本城郭協会が2017年に定めた名城の一覧で、「日本100名城」に続くものとして選ばれた御城に与えられています。

その中央には大きく大和郡山藩の家紋である「四つ花菱」が入れられ、左下には毘沙門天曲輪にある「柳沢文庫」を揮毫し、下にはにその印があります。

御城印は300円。

なお、過去には特別な御城印も存在したようです。

スポンサーリンク

郡山城の御城印受付時間や場所

郡山城の御城印は城跡の中にある「柳沢文庫」にて配布されています。

休館日 月曜日・第4火曜日
(※祝日の場合は開館します。)
※お盆、年末年始、展示替え期間
開館時間 9時~17時(入館は16時30分まで)

なお、こちらの申し出より日付を職員の方に入れていただける場合もあるようです。

こちらで、「続100名城スタンプ」も設置してあります。

名城スタンプについてはこちらで少し紹介しています。

御城印デビューしました!|御城印のはじめ方としておすすめ書籍は?
御朱印巡りをしていると、神社仏閣の付近にお城やお城跡があったりします。 今回は、歴史に関わるお城の御城印のはじめ方としておすすめの書籍を紹介します。 御城印の初心者としておすすめの書籍 御城印の基本を紹介しているので、初心者のガイドブックと...

柳澤神社の御朱印・受付時間や場所

郡山城敷地内鎮座する柳澤神社は、郡山藩を治めた「柳澤氏」の著名人で、五代将軍綱吉の側用人を務めたことで知られる「柳澤吉保」を祭神とする神社です。

御朱印は柳沢文庫と同じ9時〜17時までの授与で、書置きでの授与となります。

授与所

授与所に人がいない場合は、呼び鈴を鳴らせば大丈夫です。

ただ、不在の場合もあるので御朱印をいただく日時に駐在されているかお電話にて確認したほうがいいでしょう。

郡山城の駐車場&アクセス

郡山城追手門には無料の駐車場がありますが、写真のように無造作に停められています。

スペース的には十台も停まりません。

その他に、やまと郡山城ホール駐車場があります。

郡山城へバスで向かう場合の最寄りのバス停が「やまと郡山城ホール」のバス停で、このすぐそばにあるのがこの駐車場です。

ホールを利用する人のための駐車場ですが御城観光でも利用できます。

公共機構を利用する際は、奈良交通バスで矢田寺前行きなどに乗り、「やまと郡山城ホール」停留所下車徒歩五分です。

また徒歩の場合は、JR郡山駅から徒歩15分、近鉄郡山駅から徒歩10分です。

近鉄電車の方が車窓から櫓が撮影できるのでおすすめです。

なお、柳澤神社の境内には祈祷者に限って駐車できるスペースがあります。

大和郡山城跡の詳細
住所 奈良県大和郡山市城内町
電話番号 0743-53-1151
公式HP なし
公式SNS なし
スポンサーリンク

源九郎稲荷神社について

源義経の奥州逃亡の折、この稲荷神社に助けられたことを感謝し、この稲荷に源九郎の名を贈ったという伝説が、社名の由来となっています。

その後、「源九郎稲荷明神」として郡山地方で様々な伝説を残すようになり、中でも源九郎稲荷と協力して大蛇を倒したコギツネがその尾から見つけたという石上神宮の宝剣「小狐丸」の伝承は有名です。

源九郎稲荷神社の御朱印・受付時間や場所

源九郎稲荷神社は午前10時から午後5時までの間に社務所で御朱印をいただくことができます。

通常の御朱印は2種類で300円と特別御朱印が600円にて授与されています。

下記が2種類の通常御朱印です。

【源稲荷大明神の御朱印】

【喜常札の御朱印】

【特別御朱印】

社務所にて掲示されていますので、ほしい御朱印を宮司または、関係者の方にお申し出ください。

なお、御朱印の郵送を受付されています。

詳しくはホームページをご覧ください!

源九郎稲荷神社の御朱印帳のデザイン・サイズや価格

社務所に掲示されていた御朱印帳を紹介します。

御朱印帳全体が濃紺の背景に桜の散る様子が描かれています。

その中は表裏ともに「源九郎狐」が描かれ、表面には「源九郎稲荷神社」と神紋が右上にあり、中央に赤い鳥居が描かれています。

この大判の御朱印帳は御朱印なしで初穂料2,000円となります。

他にも御朱印帳があったかもしれませんが、確定的なものはこの一種類です。

源九郎稲荷神社の駐車場&アクセス

源九郎稲荷神社には鳥居の前に小さな駐車場がありますが、ここは宮司様のものであり、神社には駐車場はありません。

公共交通機関をご利用いただくか、お車でお越しの場合は駅周辺にあるコインパーキングをご利用ください。

なお、郡山駅周辺にはいくつか有料の駐車場があり、源九郎稲荷や郡山八幡神社を参拝するにはこちらの方が便利です。

一例として、GSパーク 郡山駐車場(二十台)、GSパーク 郡山第二駐車場(十四台)があります。

やまと郡山城ホール駐車場からだと徒歩15分から20分程を見てください。

源九郎稲荷神社の詳細
住所 奈良県大和郡山市洞泉寺町15
電話番号 0743-55-3830
公式HP https://gennkurouinari.jimdofree.com/
公式SNS なし
スポンサーリンク

郡山八幡神社(クラブ神社)について

東大寺に完成した折、その鎮守として「宇佐八幡」から八幡宮を勧請しようとして、移動の
途中にこの地に逗留された時、当時の領主がこの地に八幡神を勧請したことがはじまりといいます。

この神社は「グラブ神社」と呼ばれ、野球で使用されたグラブ(グローブ)を供養するとともに集めたグラブを洗浄の上カリブにおくり、また、野球の上達を祈願する野球ファンにはお勧めの神社です。

郡山八幡神社の御朱印・受付時間や場所

郡山八幡神社の御朱印は社務所にて受け付けており、御朱印帳に揮毫されます。

受付時間は9:00から17:00までです。

御朱印は1種類のみで、初穂料は300円です。

郡山八幡神社の駐車場&アクセス

ホームページでは郡山八幡神社に駐車場はあるとのことですが、具体的な場所は確認できませんでした。

源九郎稲荷神社からは南西の方角で、「柳町商店街」の南端にあります。

郡山八幡神社の詳細
住所 奈良県大和郡山市柳4丁目25
電話番号 0743-52-2746
公式HP https://www.koriyama-hachiman.com/
公式SNS X Facebook

さいごに

大和郡山城周辺にはまだ、御朱印をいただける神社が存在します。

特に「大和郡山三社」最後の一つである「薬園八幡神社」は満願成就の為には欠かせない神社です。

この神社は「薬園」の名があるように薬草園があった所に建立された神社らしいです。

また、駅からバスを乗り継ぐと、紫陽花園で知られる「矢田寺」の他、「東明寺」や「松尾寺」「慈光院」など有名な寺院を巡ることができますので、是非大和郡山市を訪問してみてください。